飛翔

日々の随想です

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夕方の台所

夕方の台所味噌汁の匂い 菜っ葉を刻む音 皿のざわめき ジュージューさんま「ご飯できたよ〜」台所の上には一番星がまたたきはじめたあ!あれは母さんだ誰か、星にかけるはしごをかして (by ろこ)

ポプリとサッシェと梅干し作り

庭のラベンダーが盛りになって繁茂してきた。 そこで刈り取ってラベンダーのポプリとサッシェを作ることにした。 まずは刈り取ったラベンダーを干してドライポプリにする。二週間以上は干すことになる。 写真の5倍ほどの束ができた。家じゅうラベンダーの匂…

真(まこと)の言葉

言葉は心の発露である。情報の伝達手段でもあるけれど、なによりも、まず、言葉を発する人の心を伝えるものであると思う。良い悪いにかかわらず、心のありかを伝える言葉は、それだけに時として、人の心を傷つけることもあるし、逆に人の心を潤し慰め、より…

食堂から世界へ

遠くに牛の鳴き声が聞こえるひなびた地域の、ある夜の出来事である。 時は午後八時。小高い丘の八合目に建つ一軒の住宅に軽トラックが横付けされた。車体には「ラーメンハウス」と書かれてある。 出てきたのは年の頃は四十代とおぼしき男性。白い長靴姿であ…

みがく

服から飾りをとり 顔から化粧をとる 文から修飾語、美辞麗句、引用をとり 唇から追従をとる 削(そ)いで削いで 何もなくなる寸前まであらゆるものを削ぐ それは純米を磨いて、磨いて、研(と)いで研いで 一粒の米を研げるだけ研いで出来あがる極上の吟醸酒…

「どんなときも、 あなたはあなたでいい」

先日、ランチをとりながら、自信を無くしてしょげ返っていたクラスメイトに瞑想教室の話をした。「あるがまま」本来起きているそのままの自分を受け入れることを話して別れた。 ずいぶん落ち込んでいた彼女はその日、私が紹介した瞑想教室のブログを読んで、…

予備審査

今日は30日〆切のビデオによる実技試験に向けて最後のビデオ撮りである。 昨日から緊張してしまって眠れない。もっとリラックス・リラックス。こういう時こそ瞑想してあるがままの自分でいたいものだ。 午後からは勉強会に走っていかなければならない。原…

7月8月のカレンダー

Sessentaさんによるカレンダーができあがりました。 一足早い7月8月のカレンダーです。花火にゆかた。懐かしい日本の夏の到来ですね。

忙中忙あり

今日は忙しい一日だった。午前中、学校へ行きビデオ撮りをし、お昼をビデオ撮りに付き合ってくれたクラスメイトと寿司ランチをとった。これが新鮮なお刺身で、夜、ここのすし屋へ入ったら目の玉が飛び出そうに高いが、ランチは千円でおつりがくる。ネタは新…

惜別

庭の片隅に咲くかたばみ草のピンクがそこだけ空気を柔らげて心にパステルを流す。 欅(けやき)は雄雄しく北の一角に陣取って辺りを睥睨(へいげい)する。あたかもこの家を守る父祖のように。 さやさやと梢をならす風の音が遠い日の思い出を甦らせる。 私の…

ゆでレタスの中華ソースがけ

蒸し暑い夜, なかなか寝付かれない夜、皆様はどんな工夫をしていますか? 私はソフトタッチのアイスノンをつかっています。 絵本『ピーターラビット』にレタスを食べ過ぎたウサギが眠りこけてしまう・・・。 そんな場面がありましたよね。 そこでさっとでき…

少年よ夢に向かって突き進め

夕食を済ませたころ、近所に住むブラジル人少年、ラファエロから電話があった。就職が決まって、今日は初給料をもらったという電話だった。 ラファエロは私の日本語の生徒である。数年前、花に水やりしていたとき、声をかけられたのをきっかけに、ボランティ…

瞑想と意欲

瞑想教室へ行ってみようかと思ったのは、心のバランスが崩れそうなことがきっかけだった。 人は何か心や体が不調な時は、その不調を整えようとか、立て直そうとか無意識にするのかもしれない。何かに導かれるように、瞑想教室へ入った。誰でも入会できるとい…

片手の音を聞く

待つということは辛抱がいる。この「待つ」と「辛抱」が大の苦手な私は、待てないいらだちで、どれだけ多くのことを失っただろうか。最近同じ轍をふまないように、意識して「待つ」努力をしている。 答えを「待つ」。状況の変化を焦らず「待つ」。辛抱しなが…

猫の辞典

猫の辞典猫・・・・・ヒゲのある女の子 猫・・・・・闇夜の宝石詐欺師 猫・・・・・謎解きしない名探偵 猫・・・・・この世で一ばん小さな月を二つ持っている 猫・・・・・青ひげ公の八人目の妻 猫・・・・・財産のない快楽主義者 猫・・・・・毛深い怠け娼…

先達と先輩

今日は瞑想教室二回目に出席した。一回目より深い瞑想と、「あるがまま」の真の意味を理解するいざないがあった。瞑想と一言で言っても深いものであることが二回目の今日初めて知った。 初回よりもメンバーと先生への親しみが増したせいか、リラックスでき心…

ジョイスを読む

6月16日はアイルランドでは「ブルームズ・デイ」となっている。 「ブルームズ・デイ」とは、ジェームズ・ジョイス(James Joyce:1882-1941)の『ユリシーズ』”Ulysses”(1922)という小説にちなんでいる。 この小説では1904年6月16日のダブリンでの出来事を描…

雨上がりに咲く花

昨日の激しい雨が嘘のように晴れた今日。 雨上がりの庭にひときわはれやかな花が咲きました。 庭にもこんな美しい百合の花が咲いているけれど、家の中にも一輪の百合が咲いています。 ちょっとしょんぼりとした百合ですが、昨日あたりから元気をふきかえして…

慟哭(どうこく)の向こうに

いつも愛犬と散歩していた公園は森林を切り拓いたもの。 池が幾つもあり、八月にははすの花が咲く。 この池を一周しながら考え事をしたり、ぼんやり移ろいいく季節の風景を肌身に感じながら散策するのは楽しい。私の散歩の歩調と思考速度は絶妙に共振する。 …

瞑想教室と「忙しい」

土曜日も、日曜日も、一週間まるまる、出かけ続ける日々である。 家には寝に帰るだけ。こんな主婦はいなよなァ・・・。 そんな忙しさに悲鳴を上げそうなのに、なんと住んでいる市の文学同人誌の同人となり、編集仕事と執筆をすることになった。 来週末は学校…

上弦の月

上弦の月とおいむこうの そのまたむこうの 広い大地と空一万年前のほら穴で あなたのかえりをまった 遠くで狩をするあなた言葉にならない言葉で あなたを呼び 歌にならない歌で あなたを恋(こ)うた幾つもの星がうまれ 幾つもの星がきえた半分に割れたマル…

そら

空に向かって「そら〜」と言ったことがあるかい?小さな声じゃなく 大きな声で お腹のそこから 「そら〜〜〜」と言ってごらん怖いことも さびしいことも ふあんなことも みんな、みんな 空がすいあげてくれるよ空に向かって「そら〜」と言ったことがあるかい…

傘と恋の濃度

少し前、このブログ主催で「しりとり575」というのをやりました。 その中にとても瑞々しい句が目をひきました。 初々しい恥じらいを傘に託した、すがすがしい句。 その句は:・夏の雨 濡れて揺られて 傘ふたつ 鎌倉・明月院をゆく二人を登場させました。 …

ぜいたくVSOPブランデーで梅酒を漬けた!

今日は市場にはなかなか出回らない、希少な徳島県産美郷の青梅をVSOPブランデーで漬けてみました。 ブランデーで梅酒を漬けるのは初めての体験。贅沢な梅酒です。来年の熟成した梅酒が楽しみ、楽しみ。 今日は市場にはなかなか出回らない、希少な徳島県…

嫁とらっきょ漬けと梅干し

台風が去り、被害を受けた地域も多かったようでお見舞い申し上げます。 台風一過と思ったら、また次の台風が来ているという。明日から天気が悪そうだ。 ここの所毎日学校へ行っているが、日曜日も学校へ行くことになっている。なかなか主婦業に専念できない…

指導者と人間性

今、いろいろな学びの場に参加している。 するとその数だけ指導者がいる。共通する事は、知識や技術を教えるという点である。 違う点は指導者、つまり先生と呼ばれる人の人柄や人間性、その人物からかもされる味、人間味と呼ばれるものである。 子供の頃にさ…

台風と指導法

今、午後の5時34分。外は暴風で荒れ狂っている。東海地方はこれから暴風圏に突入か? 午前中は学校でビデオ撮りがあった。そのあと、クラスメイトと二人でカレー店でランチをとりながら、雑談。 授業の中で先生の厳しい糾弾にも似た指摘に涙がこぼれたこ…

瞑想と肩凝り

私は強度の肩凝りに悩まされて久しい。 医者に筋肉の凝りをとる薬を処方してもらっている。漢方薬も。しかし良くなる傾向はない。 それが瞑想教室に行った日だけ、肩こりが薄れる。不思議だ。全身と心。すべて脱力して瞑想する。 私は長年、姑との葛藤に苦労…

「とある家の玄関にて」

玄関をあけるとそこは・・・

夏の冷たいスープ二種類

台風が接近しているようで、蒸し暑い東海地方です。 こんな蒸し暑い日は栄養があって元気が出て爽やかなスープはいかがでしょうか。 冷たいスープ二種類を作ってみました。 「ガスパッチョ・スープ」 材料:トマト1,5kg、にんにく1と1/2、オリーブ油大さじ1…