飛翔

日々の随想です

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

グレース・マーヤの魅力

ものすごく素敵な音楽に巡り合った。 「グレース・マーヤ」というジャズシンガーの曲だ。ザ・ルック・オブ・ラヴ河野啓三,越田太郎丸,須藤満,小沼ようすけ,坂東慧,宮崎隆睦,仙道さおりヴィレッジ・レコード まず甘い声と素晴らしい英語に驚かされる。日本人…

花に癒されて

今日は晴れて気持ちの良い日となった。 やっと暖かくなって名古屋は19度まで気温が上がるとのこと。 桜のつぼみがこの陽気でふくらんでちらほら花が咲き始めた。 みなさん、お花の癒しの力はすごいです。 今、ちょっと気持ちがふさぎがちの人、しょんぼり…

対酒(白楽天)

対酒(白楽天) 蝸牛角上争何事 (かぎゅうかくじょう何事か争う) 石火光中寄子此身 (せっかこうちゅう此の身を寄す) 随富随貧且歓楽( 富みに随い貧に随いしばらく歓楽す) 不開口笑是痴人( 口を開いて笑わざるは これちじん) 物事を大きな目で見ると…

菫ほどな 小さき人に生まれたし

菫(スミレ)が咲く季節になった。 スミレで思い出すのがあの漱石の句。 ・菫ほどな 小さき人に生まれたし(明治30年)漱石 これはどうとればよいのだろうか? 道にひっそりと咲く小さな菫。 小さな存在だけれど懸命に咲くスミレほど愛らしいものはない。 …

「Top of the World - The Carpenters」

カーペンターズの名曲「Top of the World - The Carpenters」 を見て、聞いてみてください。 映像が感動的で涙が出ます↓クリックしてね。 「Top of the World - The Carpenters」

機知にとんだ会話

ユーモアが分かる人と分からない人とでは会話の弾み具合が違ってくる。 また言葉のもじりとでも言おうか、言葉遊びや掛詞のシャレなどを交えた会話ができる人は楽しい。ユーモアのセンスと云うのはその人のセンスにも通じる。熊の敷石 (講談社文庫)堀江 敏幸…

「思量を凝(こ)らせば即ち背(そむ)く」

二日前、名古屋は雪が降った。 もうじき四月だというのに、おかしな気候である。 さて、今日は茶席の話をしたいと思う。季節が変わって暑くなると茶席も炉から風炉に変わる。 なるべく暑い炭の熱気をさけて炉を閉じて風炉釜を据えて火をみえないようにする心…

I'd Really Like to Eat a Child

I'd Really Like to Eat a Childクリエーター情報なしDragonfly Books 頭を柔軟にしたいときは童話や絵本を読むと、しぜんと頬がゆるむ。 今日はそんな絵本を読んだ。 英語の絵本である。幼児が読むのにわかりやすいように書かれてあることから、英語に親し…

蓮(はちす)の歌

昼なお暗き塩入峠 峠を閉ざす雪憎し あの人逢いたし 雪深し 赤い着物に 白の打掛け羽織り はだける肩に 鼓持ち 謡う調べは 蓮(はちす)の歌か 出家(しゅっけ)の人に 馳せる恋 恋慕の情は 燃えさかり 雪を溶かして 僧の元 鐘にひそみて 契りしを こぼれる…

77歳のおばあちゃまの英語留学記

七十七歳 カナダ英語留学日記―たくさんの出会いに支えられて岡崎 つぎみ川喜多コーポレーション77歳のおばあちゃまの英語留学記。 著者はあの現役医師日野原重明氏に影響され、また96歳の元女医、石田文枝さんの話に頭を「ガ−ン」となぐられたような気に…

極上の衣

まばゆい陽光がレースのカーテン越しに射してきて朝の訪れを教えてくれる。 ベッドに半身を起こし、オーデコロンを素肌にそっとおく。 その上に絹をまとえば ひんやりした感触が眠気の残った肌を小気味よく刺激して心地よい。 女は素肌に何をまとうか? それ…

「一筆啓上つかまつり候」

朝起きて窓を開ける瞬間がとても好きだ。胸いっぱいに新鮮な空気を吸うと朝の始まりを感じる。 庭に目をやると、木の枝に刺してあるリンゴやオレンジを、小鳥がついばんでいるのが見える。 春になると、目白が椿や、レンギョウの甘い蜜を吸いに飛んでくる。…

Forget-me-not

(Forget-me-not) ・君の部屋 花瓶にそっと挿してきた 私の心 忘れな草を

楽しみは・・。

9,11.3,11とテロと災害が起き、福島第一原発事故が起きた。 そして、今、世界中にコロナが感染拡大しパンデミック状態 朝、一緒にご飯を食べ「行ってまいります」といった家族がもう夜には帰らぬ人になってしまう。そんな悲しいことが悪夢でなく、実際に起き…

苺のコンフィチュール

苺のコンフィチュールを作ってみました。 苺600gに製菓用極細グラニュー糖400gにレモン汁一個分を混ぜて一晩寝かします。翌日中火の強火で5分ほど煮詰めて出来上がり。 英国から届いた誕生日プレゼント、英国シェフィールド製純銀製アンティーク ジ…

前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って

前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って (知恵の森文庫)森下 典子光文社本書は、前世が見えるという女性に取材で出会った作者が、イタリア、ポルトガルまで「前世」の「自分」を検証する旅に出るノンフィクション・ルポルタージュである。 疑り深く、…

差し出された一本の杖

7年前に、入浴中にくも膜下出血になり、浴槽に沈んでいたところを発見され緊急手術を受けた私は、幸いにも後遺症もなく、元気に全快した。 死の床から生へ帰還した者は人生観が変わる。それまでは生から死を考えていたが、死は案外遠いものでなく、明日にで…

恋は気まぐれ野の小鳥

子供の頃から髪を長く伸ばしたことがない。 小学生のときは刈り上げスタイルのワカメちゃんだった。 早生まれの私はクラスでも5番目にはいるぐらいの成績!じゃなかかった!おちびちゃんだった。母が年をとってから産んだので溺愛され、熱が37度以上あると学…

風の島へようこそ

風の島へようこそ (福音館の科学シリーズ)アラン・ドラモンド福音館書店 わたしたちはこれまで、化石燃料と呼ばれる石炭や石油を燃やしてエネルギーを利用してきた。しかし、その化石燃料はそのうち枯渇する。また、石炭や石油を燃やすことで地球温暖化の原…

専門書に囲まれて

読書は専門書がウエイトを占めているので、なかなか一般書を読む暇がない。 来週はまたワークショップが日曜日・月曜日とあり、家にいる時間がほとんどない。主婦業はしばらくお預け状態。 体はしんどいけれど、精神は充実している。忙しい時ほど、いろいろ…

落ち椿

わが家の庭には「侘び助」椿が咲いている。侘び助の色は白。 しかし赤い椿に接木したのか根元から親木である赤い椿も咲いている。 つまり一本の椿の木に赤と白の椿が咲いているというなかなか味わいある風情をかもしているのだ。 玄関の前には赤いやぶ椿が咲…

桜もち

今日は春分の日。 桜はまだつぼみのままだけれど、桜もちを作ってみました。 道明寺粉を電子レンジでチンして、こしあんを中に入れただけで簡単に桜もちができました。

トラウマケアの理論と実際

風邪の気配が抜けないどころか、こんこん咳をしながら、ワークショップに出かけた。 風がまだまだ冷たい。朝10時半から6時までの長丁場のワークショップは中身が濃くてすごかった。 トラウマを受けたこころの傷をその場で治すという劇的な心理ワークショ…

小さなトラウマ物語「 A lily of a day」

今までずっと私が女の子であったがゆえに父に疎(うと)まれていたという事実を忘れたふりをしてきた。しかし、悲しかったのは私なんかじゃない。 高齢で私を産んだ母だったに違いない。上二人が女の子であった父は3人目こそは「男の子」と望んだ。 しかし…

点字ブロックが世界で初めて設置された日

写真は東泉さんからお借りしました。 今日3月18日は点字ブロックが世界で初めて設置された日。 目がご不自由な方にとって、雑多な世の中は危険なものであふれている。歩道を安心して歩いていると後ろから音もなく自転車がスピードを上げてやって来たり、…

ワークショップ

風邪とあなどっていたら重症になってしまった。ぜんそくのような咳がでてとまらないのは苦しい。激しい咳は身をよじるようにせき込むので胃が収縮してはきそうになる。息がとまりそうになるぐらい咳が出るというのは本当に苦しい。 医者に重傷ですから今後も…

キャラ弁

キャラ弁です。可愛いでしょ?私が作ったのではありません。 みなさん、これからお花見弁当にこんなのを作って、周りの人をなごませてみてはいかがでしょうか?

フロイスの見た戦国日本

フロイスの見た戦国日本 (中公文庫)川崎 桃太中央公論新社 ヨーロッパの十五、六世紀は大航海時代と呼ばれ、富と領土獲得を求め発見の世紀であった。 そんな時代に日本もヨーロッパ人により発見された。しかし、それは領土獲得でなく、布教の情熱に燃える宣…

鬼のかく乱

風邪がすっかり、こじれて、ぜんそくのような咳がとまらない。 熱も38度以上となり、名古屋の耳鼻咽喉科へ行くことにした。 「加藤耳鼻咽喉科」はオペラ歌手や、喉を使う人がよく行っている有名な医院だ。ボイストレーニングの権威でもある。 午前の診療が…

見納め?桜と入学式

名古屋駅の付近で、はかま姿の女性がちらほら。卒業式だ。 三月は卒業、退職、転勤など人生の節目、特に別れの時節でもある。 別れがあってもまた出逢いはある。 退いてもまた出発と考えれば門出にもなろう。 桜の開花は? 満開の桜を目の中に焼き付けて、次…