飛翔

日々の随想です

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

我が家の庭の花たち

庭と塀ぎわの花たちをスナップしてみました。 門から玄関まで続くアプローチ。庭の中には30メートルの高さのアマチュア無線の鉄塔がそびえて見えています。庭の中のつづじが塀の外までこぼれるように咲いています。真ん中のつつじの後ろには白いコデマリが咲…

花に群がるハチの羽音をあの人はこう弾く

桜が散ったら、紅白のハナミズキが美しく咲いている。そのそばにはつつじが咲き始めた 特につつじの花にはミツバチが群がって羽音をたてている。 ふと、ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフによる1890年頃の作品「熊蜂の飛行(Flight of the Bumblebee)」…

新緑の下でフレンチを

連休二日目は26度を超す夏日となった。 名古屋の郊外、足助(あすけ)へとドライブに出かけた。 足助町は紅葉で有名な香嵐渓という美しい渓谷がある。 この地には伝統工芸品の制作現場を見せる三州足助屋敷が作られている。第1回の町並みゼミが開催されたと…

カブトビールと明治の心意気

明治時代に、大都市をひかえた既存4大ビールメーカーに挑戦した一地方都市のビール会社がありました。 そのビールとはカブトビール。明治33年のパリ万博で金賞に輝いたビールです。 今となっては幻のビールとなってしまいましたが、その工場は、半田赤レンガ…

「須可捨焉乎」は何とよむでしょうか?

子供の頃「はやし言葉」っていうものがありましたが、みなさんは知っていますか? 私の子供の頃は「♪泣き虫毛虫はさんですてろ」というのがありました。 これは遊んでいて急に泣き出した子にまわりの子供たちが「わ〜い、泣き虫毛虫、はさんで捨てろ」とはや…

福島の妊婦さんと乳幼児、 子どもを一刻も早く30Km圏、 及び放射能の値の高い地域からの避難を求める

4月26日のブログで書評 「ぼくとチェルノブイルの子供たちの5年間」を書きましたが、放射能汚染による甲状腺がんの被災を受けるのは真っ先に子供たちです。 福島の妊婦さんと乳幼児、 子どもを一刻も早く30Km圏、 及び放射能の値の高い地域からの避難を求…

私のバイブル

夫と私は大学時代からの友達。長い付き合いだ。 顔も体つきもまったく似ていないのに、付き合っていたころから兄妹かとよくきかれた。3年前、カンボジアに旅をしたとき、現地の中学生ぐらいの女の子に、夫と私は顔が似ているといわれてびっくりした。顔は似…

花の力

ずいぶん前のラジオ放送での逸話の紹介です。 おそらくは都内でただ一台だと思うんですが、 タクシーの車内に、生け花を乗せて走っている車があります。 これを運転しているのは、鈴木八洲伸(やすし)さん68歳。 鈴木さんが個人タクシーを開業したのは、昭和4…

五月のいろはこむらさき

藤の花が綺麗な時期になりました。 堀口大學の詩集を久しぶりに読んでみた。 その中から今の季節にふさわしい詩を紹介しよう。 五月 五月のいろはこむらさき されば藤さきあやめさき 桐の花さへさきぬめり 世を偽りのこむらさき (堀口大學詩集より「五月」…

カブトビールと明治の心意気

明治時代に、大都市をひかえた既存4大ビールメーカーに挑戦した一地方都市のビール会社がありました。 そのビールとはカブトビール。明治33年のパリ万博で金賞に輝いたビールです。 今となっては幻のビールとなってしまいましたが、その工場は、半田赤レンガ…

「須可捨焉乎」は何とよむでしょうか?

子供の頃「はやし言葉」っていうものがありましたが、みなさんは知っていますか? 私の子供の頃は「♪泣き虫毛虫はさんですてろ」というのがありました。 これは遊んでいて急に泣き出した子にまわりの子供たちが「わ〜い、泣き虫毛虫、はさんで捨てろ」とはや…

ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間

ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間 (ノンフィクション・隣人たちの哲学)菅谷 昭ポプラ社 東日本大地震は未曾有の被害をもたらし、さらに福島第一原発事故による放射能汚染処理がいまだに先行きが見通せず続いている。放射能は目に見えず、匂いもしな…

ヤギが鳴くからメイ

今日も良く晴れて布団を干すのに好適な日和であった。 近くには牧場があり、貸し農園もある。貸農園のそばには馬場があり、乗馬教室を開いている。早朝、小学生ぐらいの女の子が乗馬しながら散歩している。ここは英国だろうかと思うほど、静かで緑が広がって…

It's raining cats and dogs

明日は雨の予想。 雨と云うと小雨、霧雨、豪雨、時雨、遣らずの雨、五月雨、涙雨などその表現はたくさんある。 英語で言うならこういう表現があるのを思い出す。 It's raining cats and dogs tonight. Two puppies and a kitten have just landed on the win…

雨のトレモロ

軒伝う雨のトレモロ小刻みに 君恋うわれの鼓動にも似て

日本の伝統美を訪ねて(京都・金閣寺・醍醐寺)

早朝、東海地方は土砂降りの雨。今日は久しぶりの休みなので京都へ出かけようと予定していた。 京都の天気を見ると午後から晴れとあるので決行することにした。お茶やお菓子、ジュース類を詰めて新車ででかけた。 目指すは浜大津。大津市浜大津は「パークア…

迷い迷ってストレイシープ

去年からとばしてきたけれど、ちょっとここで立ち止まっている。 迷いが出てきた。 うわ〜ん、ハムレットしている。こんなときはどうしたらいいんんだ? 学校の仲間がいろいろな理由で辞めていく。無念なことだ。学資の事が理由と聞くと涙が出る。なんとかな…

今日の手作り

今日は週末とあってゆっくりのんびりできる日。 イチゴ2?を使ってコンフィチュールを作ることにした。コンフィチュール作りはこれで3回目。あっというまに食べてしまうので、作っても作っても足りない。 昨日はイチゴを2?超極細グラニュー糖とレモン汁に…

骨董品

骨董やアンテイックの店に入るのが好き。 私が古い物に目覚めたのはお煎茶の師に弟子入りして以来のこと。煎茶の師の風貌をひと言で言えば「鶴のような人」。 この鶴のように美しく孤高な老婦人は素晴らしい知性と鑑識眼の持ち主である。 赤貧洗うが如き生活…

ほめ言葉

最近、穏やかなまあるい心になっているのに気づく。 なぜかな?と考えると、「失敗したくない」「緊張したくない」などの二重否定表現を使わず「成功させよう」「堂々としていよう」などの肯定表現を使っていることに気づいた。 そうすると心が軽くなってス…

人の心に響く言葉

人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。 でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。 その人にはその人なりの考えがあるからね。 スナフキン

みんな笑顔

生きとし生きるもの、みなかけがえがない存在です。 みんな笑顔!

家事もまた善し

毎日学校へ出かける。日曜日もワークショップで学校へ出かける日々の中、今週はのんびりできる週。 明るい日差しを受けて庭中、布団を干して満艦飾。久しぶりに家事をして明け暮れた。玄関に打ち水をしたところへ夫が帰宅して、一言。 「家じゅうピカピカに…

「ありのままの自分」でいるには?

桜が散り感傷にふけっていると、庭にはもうハナミズキが芽吹きだした。 自然のたくましさをいやおうなく感じる。あるがままにただそこに芽吹き、花咲き、散っていくだけ。そこに何の意味付けをすることもなく、ただ無心に咲き散って土に還る。 そんな大自然…

式年遷宮を前に「お伊勢参り」

今日は暖かな陽射しを受けて絶好の行楽日和。 車で「お伊勢さん」へ向けて出発することにした。四日市あたりでこみそうなので高速には乗らず一般道をひた走る。 車にはお茶、熱い珈琲、お菓子、苺、オレンジなどを積んでルンルンと進む。 なぜ「お伊勢参りに…

春の膳(筍とフキの炊き込みご飯&タラの芽の天ぷら)

土曜日は恒例の市へ買い出しに行く日。 農家のおばさんたちが自慢の野菜を安く売ってくれる。もう何年も通っているので顔なじみになっている。 おばさんたちはみんな気のいい人ばかり。野菜のほかに自家製の漬物などはただで分けてくれることがある。 これも…

妻木頼黄(つまきよりなか)の設計「半田市カブトビール工場赤レンガ」作品

名古屋から南に30kmの知多半島の中央部にある半田市を紹介したいと思います。 愛知県半田市榎下町8にはこんな素晴らしい赤レンガの建物が!!! 明治の建築界の巨匠、妻木頼黄(つまきよりなか)が設計した建物で、国の登録有形文化財。明治33年のパリ万博…

櫻月夜と足るを知る

先日美容院で婦人雑誌を読んでいたら俳人の黛まどかさんご家族が載っていた。 お父様も俳人だそうだ。 黛さんはお年頃になって婚約寸前の人を家に連れてきたとき、月がでていたのをみて「あら、月だわ」というと彼は「そうだね」と言っただけだったとか。 横…

さまざまのこと思ひ出す桜かな

愛知県 岡崎城の河川敷 昨日の激しい雨が嘘のようにあがって、今日は初夏のような天気になった。 真っ白なピケのドルマンスリーブのチュニックに白の7分丈のパンツ。上に白黒の模様のコートブラウスを羽織って学校へ出かけた。 コートもジャケットもいらな…

一輪の花と路傍の人

私は人とのちょっとしたふれあいが好きだ。 例えば塀の周りの花に水遣りをしていると、通りすがりの見知らぬ人が声をかけてくる。 「きれいな花ですね。なんという花ですか」 「いつも丹精なさっていますね」 などと話しかけられる。 小学生の列が通っていく…