飛翔

日々の随想です

2014-01-01から1年間の記事一覧

教育は平和の種

ノーベル平和賞のマララさんのスピーチが素晴らしくて感動しました。 前の平和賞のマンデラさんも同様です。 教育こそが人類に平和をもたらす元です。

心を映す鏡

今年は良いことがたくさんあった。 中でもエッセイコンテストで大賞を頂いたことが一番嬉しいことであった。 身近な夫が一番喜んでくれ、授賞式にまで同伴してくれた。 その大賞を頂いたときの人々の心模様を書いてみよう。 全国紙の一ページ全面を割いて受…

困った時の友こそ真の友

カウンセラーの資格更新のための講座があった。 講座の前、元クラスメイトとランチを一緒にすることにした。 久しぶりにあう仲間たちは、それぞれいろいろなものを抱え込む年代となっていて 語り合い、悩みを共有し合いながらも旧交を温め合った。 腹の中を…

炬燵(こたつ)と寒波

明日は日本列島大寒波が来るという。 寒いの苦手な私にとって、この予報は今から震えが来る。 ホットカーペットで暖をとっているが、これでは炬燵(こたつ)を出さねばなるまい。 炬燵(こたつ)といえば物理学者で随筆家でもあった寺田寅彦の俳句にこういう…

みかんの皮の使い道

「炬燵」に「みかん」。 冬のベストカップル賞はこの二つに決まりですね。 さてそのみかん。 みかんを食べた後の皮、あなたはどうしていますか? 捨てているって?もったいない!! 私はこれを天日干しにしていろいろに使っています。 みかんの皮は今話題の…

「くず湯」と介護の日々

世の中には老父母の介護生活をなさっている方が多い。 私も新幹線の回数券を買って東京まで介護していた数年があった。 費用も莫大で仕事をしながらの生活。金曜日の午後東京へ、月曜日には帰宅。帰宅するとすぐに仕事が夜9時まであった。 新幹線に 乗って…

冬の扇子(センス)

ブラウンのロングブーツを買った。 これで、ちょっとはフットワークが軽くなれるかな。 ツイードの乗馬服のようなジャケットに黒のパンツをブーツインして颯爽(さっそう)と歩いてみる。 そういえばブーツで足が暖かくなるはずなのに懐が寒くなるなんてどう…

人への愛

年賀状のための喪中欠礼のはがきが来るようになった。 「あの人どうしているかしらね」 と夫と話していた人が1月に亡くなっていたことが分かりショックを受けた。 母がかつて、祝い事を先延ばししてはダメよという言葉が頭をよぎる。 母の古希の祝いを東京…

出会いと別れ

ここのところ、ちょっとした嬉しいハプニングがあって笑顔が続く。 先日は顔も知らない、あったこともない空間(アマチュア無線)の友人と我が家で初めての出会いがあった。 十数年来の友人関係だけれど、 「初めまして」 と門を開けると会話が始まった。 初…

シクラメン

今日は外国人に日本語を教える日だけれど、キャンセルになった。 ほとんどドタキャンが多い。 働きながら勉強するのだから仕方がないけれど、こちらはその時間を拘束されているので 穴があくと惜しいような気持ちになる。 部屋を明るくしようと花を買ってき…

遠くの親戚より近くの他人

今日も朝から雨だけれど、先日、長野県に震度6弱の地震があり、倒壊した家屋が多数あるという。 死者が出なかったのは幸いだけれど、この寒さでは被災者はきっと困っていることだろう。 東北地方の震災の時助けてもらった恩返しと言って、東北からボランティ…

秋うまし

庭のハナミズキや、ブルーベリーの葉が紅く染まって美しい。 錦を誇る中、ま緑の葉からすっくりと立ち上がるように茎をのばして黄色の花を咲かせるのはツワブキである。 自然の妙とはこんな色合いを言うのかもしれない。 美しい紅葉も、やがて木枯らしの中、…

ポテトサラダ

今夜はおいしいポテトサラダを作りました。 英国にいたとき、英国のママが 「今日は豪華なランチを作ります」 と言った。独立している子供たちが帰ってくるのでご馳走というわけです。 お昼になってびっくり! 食卓にでたのは「海老入りポテトサラダ」だけで…

生きているって面白い

いつだったか、誰かが私に「とことんダメな人間を書いてみろ」 と言った人がいた。 どれだけダメな人間を想像しても、現実の世界にいる奇っ怪な人間には及ばないと思う。 結婚して田舎暮らしをしてみて、色々な人と交わってみて、ぬくぬくと育った私には想像…

地味は滋味に通ず

華美でなく地味でなく、上品に上質のものをさりげなく着こなす。 最近心がけていることです。 この年になると、今まで見えていなかったことが見えるようになったと思う。 人のなりふりの真意や、言葉の奥にあるものなど。 最近になって習い事を始めて、教師…

ジョウビタキと徹夜あけの朝

今日も寝たのが朝の3時でした。 8時頃、夫がおそるおそる起こしに来た。 「可哀想だけど、そろそろ起きていただきます」って。 「WHOと製薬会社の癒着の問題とエボラ出血熱との因果関係」 「ヘイトスピーチ」 についての考察の英語エッセイの作成が朝まで…

うすべに色の迷い

ある程度の年齢になると、ファッションも変わる。 キンキラキンに飾り立てず、上質のものをさりげなく着こなす。 渋いアクセサリーできめる。それは時にはスカーフだったり、小物でも良い。 これみよがしは避けたい。ごく自然に体に馴染んだように着こなす。…

パリジャン

夫は職業柄、色彩やデザインにうるさい。 今日は久しぶりの休日だったので、散髪に出かけたいと言い出した。 すっかり着つぶしたモスグリーンのコーデユロィのシャツを着て、 「これでいい?」 と尋ねた。 「秋らしくシックでいいんじゃない」 と答えると満…

Tomorrow is another day.

英語力の問題でなく、時事に疎いのが私の課題です。 口数少なく、水餃子を食べていると、夫が、 「今日の英語はあまりよくなかったようだね」 と痛いところをついてきた。 人間はズバリ言われると逆らいたくなるもの。 子供の叱り方にも通じていると思った。…

時事脳

今日は美容院の帰りにへそくりはたいて白いズボンを買ってしまいました。 濃紺のジャケットに白いパンツ(ズボン)、エルメスのスカーフを巻くと おてもんやんでも、おたふくでも、ファッショナブルなマダムに変身します。 せっかくファッショナブルに変身し…

秋の叙勲?

夫が叙勲された。 夫が申すには「僕も秋の叙勲を受けたよ」というではないか! 「え!本当?伴侶も皇居に行くのよね。訪問着新調しなくっちゃ!エステにもいかなくっちゃ!ダイエット、ダイエット」 と大騒ぎすると、「叙勲」じゃなくて「除勲」 「勲章を除…

朗読劇「街角の童話」を観て

今日は朗読劇「街角の童話」を観に行ってきた。 「朗読劇」とは聞きなれないかもしれないけれど、劇中の人物が物語の進行と劇中の会話をおこなうものだ。 早い話が、見る「ラジオドラマ」のようなもの。 音響効果は舞台裏から聞こえる雷鳴や、風の都や雨の音…

先生を唸らせた英語力に乾杯!

英字新聞の論壇から「朝日新聞の従軍慰安婦問題」をはじめとする告白と謝罪に関するコラムを題材に自説のエッセイを英文で書く宿題が出た。 出来上がったのが朝の7時だった。目がしょぼしょぼして朝の光が眩しい。朝風呂に入り、朝食作り。 そして英会話教…

ストレートネック?

一日5時間以上パソコンに向かっているので頚椎に不調が生じだした。 首の付け根から右肩にかけて激痛が走り、特に首を曲げると痛い痛い。 レントゲンをかけると、首の付け根の骨が磨り減ってしまっているとか。 今のところ、手術も薬も不要とか。肩と背中の…

「パラディーゾ(paradiso)」で祝杯

エッセイコンクールで大賞を受賞した記念にイタリアンの名店でお祝いしました。 築地に開店して三年目。予約が取れない店と言われている「パラディーゾ(paradiso)」がその店です。 築地で仕入れてきたばかりの新鮮な魚介類をふんだんにいれたリングイネ 魚…

直木賞作家、山本一力氏のアドヴァイス

エッセイコンテストの審査員は直木賞作家の山本一力さんでした。 祝辞を入賞者全員に賜りましたが、 それぞれに暖かく、かつ、厳しい姿勢をアドヴァイスしてくださいました。 文を書くうち、次第に文は磨かれていく。 しかし、磨くことに力を入れる内、魂が…

明日の予定

明日は直木賞作家の山本一力さんとお昼をご一緒にすることになりました。 聞きたいことがたくさんありますが、ご馳走を前にして、ベルトを ゆるめてもよいものかどうか?ウエストのゆるい服を着ていく予定です。

テンペスト

外は雨も風も強くない。虫の声すらする。嵐の前の静けさか。 家の中は物音一つしない静寂がある。 一番怖い音。 それは、音の世界を知っている者にとって、何も音のないことかもしれない。 宇宙のかなたに飛んだ宇宙飛行士はどんな音を聞いたのだろうか? 月…

『子育てをうたう』

子育てをうたう (福音館の単行本)松村 由利子福音館書店 核家族や、シングルマザーが多くなった昨今、子育てでとまどい、悩みを抱えても相談する人がない状態が続いている。 本書は子育ての中から生まれた様々な短歌、妊娠した時のまだ見ぬ子への思い、泣き…

Clifford Brown

Memorial Albumクリエーター情報なしBlue Note Records 大型の台風が近づいているというのに、小鳥がさえずり、 晴れていて、穏やかな日曜日だ。 久しぶりにClifford Brownを聴いている。 ずいぶん昔、親しくしていたジャズマンと過ごした日々に思いを馳せる…