飛翔

日々の随想です

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人への愛

年賀状のための喪中欠礼のはがきが来るようになった。 「あの人どうしているかしらね」 と夫と話していた人が1月に亡くなっていたことが分かりショックを受けた。 母がかつて、祝い事を先延ばししてはダメよという言葉が頭をよぎる。 母の古希の祝いを東京…

出会いと別れ

ここのところ、ちょっとした嬉しいハプニングがあって笑顔が続く。 先日は顔も知らない、あったこともない空間(アマチュア無線)の友人と我が家で初めての出会いがあった。 十数年来の友人関係だけれど、 「初めまして」 と門を開けると会話が始まった。 初…

シクラメン

今日は外国人に日本語を教える日だけれど、キャンセルになった。 ほとんどドタキャンが多い。 働きながら勉強するのだから仕方がないけれど、こちらはその時間を拘束されているので 穴があくと惜しいような気持ちになる。 部屋を明るくしようと花を買ってき…

遠くの親戚より近くの他人

今日も朝から雨だけれど、先日、長野県に震度6弱の地震があり、倒壊した家屋が多数あるという。 死者が出なかったのは幸いだけれど、この寒さでは被災者はきっと困っていることだろう。 東北地方の震災の時助けてもらった恩返しと言って、東北からボランティ…

秋うまし

庭のハナミズキや、ブルーベリーの葉が紅く染まって美しい。 錦を誇る中、ま緑の葉からすっくりと立ち上がるように茎をのばして黄色の花を咲かせるのはツワブキである。 自然の妙とはこんな色合いを言うのかもしれない。 美しい紅葉も、やがて木枯らしの中、…

ポテトサラダ

今夜はおいしいポテトサラダを作りました。 英国にいたとき、英国のママが 「今日は豪華なランチを作ります」 と言った。独立している子供たちが帰ってくるのでご馳走というわけです。 お昼になってびっくり! 食卓にでたのは「海老入りポテトサラダ」だけで…

生きているって面白い

いつだったか、誰かが私に「とことんダメな人間を書いてみろ」 と言った人がいた。 どれだけダメな人間を想像しても、現実の世界にいる奇っ怪な人間には及ばないと思う。 結婚して田舎暮らしをしてみて、色々な人と交わってみて、ぬくぬくと育った私には想像…

地味は滋味に通ず

華美でなく地味でなく、上品に上質のものをさりげなく着こなす。 最近心がけていることです。 この年になると、今まで見えていなかったことが見えるようになったと思う。 人のなりふりの真意や、言葉の奥にあるものなど。 最近になって習い事を始めて、教師…

ジョウビタキと徹夜あけの朝

今日も寝たのが朝の3時でした。 8時頃、夫がおそるおそる起こしに来た。 「可哀想だけど、そろそろ起きていただきます」って。 「WHOと製薬会社の癒着の問題とエボラ出血熱との因果関係」 「ヘイトスピーチ」 についての考察の英語エッセイの作成が朝まで…

うすべに色の迷い

ある程度の年齢になると、ファッションも変わる。 キンキラキンに飾り立てず、上質のものをさりげなく着こなす。 渋いアクセサリーできめる。それは時にはスカーフだったり、小物でも良い。 これみよがしは避けたい。ごく自然に体に馴染んだように着こなす。…

パリジャン

夫は職業柄、色彩やデザインにうるさい。 今日は久しぶりの休日だったので、散髪に出かけたいと言い出した。 すっかり着つぶしたモスグリーンのコーデユロィのシャツを着て、 「これでいい?」 と尋ねた。 「秋らしくシックでいいんじゃない」 と答えると満…

Tomorrow is another day.

英語力の問題でなく、時事に疎いのが私の課題です。 口数少なく、水餃子を食べていると、夫が、 「今日の英語はあまりよくなかったようだね」 と痛いところをついてきた。 人間はズバリ言われると逆らいたくなるもの。 子供の叱り方にも通じていると思った。…

時事脳

今日は美容院の帰りにへそくりはたいて白いズボンを買ってしまいました。 濃紺のジャケットに白いパンツ(ズボン)、エルメスのスカーフを巻くと おてもんやんでも、おたふくでも、ファッショナブルなマダムに変身します。 せっかくファッショナブルに変身し…

秋の叙勲?

夫が叙勲された。 夫が申すには「僕も秋の叙勲を受けたよ」というではないか! 「え!本当?伴侶も皇居に行くのよね。訪問着新調しなくっちゃ!エステにもいかなくっちゃ!ダイエット、ダイエット」 と大騒ぎすると、「叙勲」じゃなくて「除勲」 「勲章を除…