2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
夏バテでもないが、絶不調。スランプだ。 こんな時はお菓子を作るのが一番。タルトにプリン、ババロアにシフォンケーキと作りすぎた! お菓子つくりは心を平和にしてくれる。夢中で作っていると何もかも忘れて、おいしい出来上がりだけを想像して心が浮き立…
「ビンセント・ヴァン・ゴッホ」と言う名まえをご存知だろうかか?そう炎の画家ゴッホのことだ。 私のあだ名は「ビンセント・キッテ・マリア」 ヨーロッパ中に散らばっている留学時代の友人を訪ねる旅をしていた時期があった。毎日旅先から絵葉書や手紙を家…
ここの所原稿を書くのに追われ、考えを巡らせるのに、時間を取られた。 井上ひさしは一日に三十冊の本を読んだとか。いったいどうやったらそんな読書術があるのだろう。彼の読書は調べ物をするための読書が多いとか。したがってじっくり読むのではなく、必要…
エンマコオロギの声が聞こえるようになった。 日中は暑いのに、もう秋は足元まで近寄っている。 もうあと少し経つとほかの秋の虫が鳴く。鳴き声を聞き分けて、声の主を当ててみよう。 「リィリイリイ」と鳴くのはコオロギの仲間のカンタン。 エンマコオロギ…
朝晩涼しくなったかと思うと日中暑くなったりで体温の調節が難しい。 こんなとき風邪をひきやすいので皆様ご注意を。愛さないの、愛せないの (ハルキ文庫)寺山 修司角川春樹事務所 寺山修司の詩「季節館」からだれか 季節を見た人がいたら教えてください 季…
毎日激務に耐えるように帰って来る夫や,病に臥していても明るく生きようとする病人を見ると私にできることはなんだろうかと考え込む。何もできない・・・・。 それでも「家に帰って来るとほっとするよ〜」と言ってくつろぐ家族の顔をみると脳天気な私もほっ…
作者の「あさのあつこ」は『バッテリー』で野間児童文藝賞、ほかをもらっている。少年物を書かせたらずぬけて面白いものを書く作家である。火群(ほむら)のごとくあさの あつこ文藝春秋このアイテムの詳細を見る 作者の「あさのあつこ」は『バッテリー』で野…
ご隠居:石川五右衛門が、煮立った釜に入れられて死ぬ間際に何って言ったかしってるかい? 熊さん:辞世の句でしょ?「石川や浜の真砂は尽きるとも世にぬすびとの種は尽きまじ」じゃござんせんか? ご隠居:それがね、最近新説がでたんだってさ! ここだけの…
部屋に入ってきた夫が突然「かたかして」と言った。 「え? 肩かせって?なに?」と尋ねると 「天井に上って電気の配線をするから」と言う。 「え〜!今じゃなきゃだめなの?」と尋ねると「早く」とせかす。 (せっかくいい構想が浮かんできたのに・・・)と…
過疎の村の郵便局がなくなって困ったという話がある。 なくなったといえば、個人商店が少なくなった。八百屋、魚屋、乾物屋、豆腐屋、肉屋など。スーパーに押されて次々と姿が町から消えていく。 最近の若者はスーパーでは誰とも口を利かないから楽でよいと…
役にたたない日々作者:佐野 洋子朝日新聞出版Amazon 読みながら何度も声をたてて笑ってしまった本である。そして、面白うてやがてしみじみ人生を想う本であった。 佐野洋子さんは絵本作家でエッセイストである。『100万回生きたねこ』の絵本といえば知らない…
お盆の送り火も終わり、また日々の暮らしが始まる。 日々が過ぎていくのは当たり前だが、原発への関心度、福島第一原発事故への注意が散漫になり、やがて口を閉ざす日々になってはいけない。まだ福島では復興どころか、復旧作業もできていないのだ。原発事故…
作家の村田喜代子氏は 「優れた文章を書くためには、言葉に対する感度を養わなければならない。さて、それには、書くことと、読むことと、どちらに比重を置けばよいか。がむしゃらに書いても、我流が身につくだけで、他人には通用しない。まず良い文章を読む…
蒸し暑い空が曇りだしたと思ったら雨が降ってきた。何日ぶりかの雨だ。 遠くで雷が鳴っている。ざっと大量の雨が降ってくれたら、木々にも恵みの雨だ。と思っていたら、ぱたりとやんでしまった。 静まっていた蝉がにわかに鳴きだした。暑い盛りを己の命の極…
敗戦から66年が経った。 原爆を広島と長崎に落とされ多くの市民が命を落とした。その66年後、まさかその忌まわしい原子力の放射能が福島の地にばらまかれるとは想像もしないことである。原子力の平和利用という名のもとに、自然エネルギーの開発を抑え込…
お盆のお中日の今日、仏壇の父母にお線香をあげふるさとに想いを馳せた。小景異情(その二)ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食(かたい)となるとても 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふる…
2011年のペルセウス座流星群が最も多く流れるとされる極大時刻は、日本時間8月13日15時ごろと予報されています。 残念ながら昼間の時間帯なので、観望するなら12日の夜半から13日の明け方にかけて、あるいは13日の夜半から14日の明け方がチャンスです。満月…
子供の頃から姉も私も、家族みんな庭を愛でてきた。たとえ一坪でもよい、木や花が植えらていないとさみしく思うのだった。 すぐ上の姉は美的センスが子供の頃からあった。ある日、この姉が庭を眺めていたかとおもうと突然走り出して裏庭の隅に捨ててあった苔…
我が家は庭と呼ぶものが三箇所ある。 「わー、すごい!」 などと早合点することなかれ!近くには牧場があり、牛がのんびりと鳴き、キジのつがいがケンケンと呼び合っているひなびた地域である。地価の高い都会とは段違いの地域である。その一角の住宅地に松…
我が家の庭に父祖のように一本で森を作っているケヤキの木。 その樹皮につかまっている無数の蝉がこれ。↓ じんましんができそう!! ジャージャーと炒りつくような蝉の声(ろこ) これがジージーと朝から鳴いてうるさい。テレビの音も、話し声も聞こえないほ…
環境省が動物愛護管理法の改正について、国民に意見を求めています。 パブリックコメントの募集が始まりました。 募集期間は、平成23年8月27日(土)まで。 この期間を逃したらあとは五年後になってしまいます。どうぞ皆様のご協力をお願いいたします。 詳し…
井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)井上 ひさし新潮社このアイテムの詳細を見る『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 』は1996年11月15日から三日間にかけて岩手県一関市で開かれた「作文教室」での講義の模様を記したものだ。 井上ひさ…
今日も酷暑の一日だった。名古屋地方36度。 長崎に原爆が落とされて66回めの今日、アメリカの大使が初めて長崎を訪れ、原爆慰霊碑に花をたむけた。 原爆を落とした張本人のアメリカ。そのアメリカ大統領のオバマ氏がノーベル平和賞を受賞したのは奇異なこ…
夏休みの宿題に読書感想文がある。生徒諸君は今頃頭を悩ませているにちがいない。私も何を隠そう、この読書感想文が大嫌いだった。読書は好きなのに、感想文が嫌いというのはおかしな現象であるが、どう書けばよいかわからなかったのだ。つまり、宿題を出す…
ここのところ、急に暑さが増してきた。なんといっても八月だからね。来週はもうお盆。帰省しようとお土産を買って故郷に思いをはせている人も多いことだろう。 帰るふるさとがない私はさびしい。ふるさとはあっても、もう待ってくれる人がいない。 ふるさと…
八月六日の今日。広島原爆投下から66年が過ぎました。 世界で唯一の原爆被爆国のわが国で、原子力発電が推進され、地震列島のわが国に原発が多数建設された。 そして福島第一原発の爆発により、広島原爆二十個分の放射能が漏出されたといわれている。いま…
愛知県武豊町で「はやぶさ」帰還カプセルが展示されているというので見に行った。 映画も上映されていて、これは人間の頭脳、特に日本人の技術力の素晴らしさに涙がでそうに感動した。地球から60億kmにもおよぶ彼方へ旅をした「はやぶさ」は7年かけて地…
今日は朝から植木屋さんが剪定にやってきた。総勢4人。 「おはようございます!」 明るく大きな声に振り返ると男の子だ。短パンに名札がついた半袖姿。 「あら、やけに若いわねえ」 というと親方が 「この子は職業体験に応募してきた子だ」 といった。なる…
「蝉しぐれ」と聞くと藤沢周平の小説を思い出す。清流と木立にかこまれた城下組屋敷。普請組跡とり牧文四郎は剣の修業に余念ない。淡い恋、友情、そして非運と忍苦。苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿が目の中に浮かぶ。 しかし、今の私には…
ベネチア二日目は晴天! 仮面の二人 サン・マルコ寺院の内部 迷路のようになっている運河 ステージの上に仮面・仮装の人々が登場しお披露目 というわけでみんな仮装のコスチュームを借りたり、自前でつくったりしてベネチアの街をねって歩くお祭り、仮面カー…