飛翔

日々の随想です

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

真夏のランチ会

今日は稽古の仲間と先生とで割烹料亭でランチの会を催しました。 愛知県産の魚・野菜だけで料理した和風料理です。 先付け: 冬瓜の炊いたもの。梅肉・柚子 椀物:湯葉のしんじょ 松茸のすり流し 芽ネギ お造り: 篠島より入荷したばかりのヒラメ・かつお 本…

貧者は書に因(よ)りて富み、富者は書に因りて貴し

乾いた大地が雨の水を吸うように、今また、読書の熱と書く事に熱を帯びだしました。 長い空白だったのか、いえ、見えない「こころ」という森に分け行って、不思議な真理を探り当てて帰還したという心境でしょうか。 何年も前、谷沢永一という名うての文芸評…

お願い

いつも拙い記事をお読みいただきありがとうございます。 お読みいただくだけでなく、ご感想をお寄せくださいますとありがたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

「思量を凝(こ)らせば即ち背(そむ)く」

暑い時期、茶席も炉から風炉に変わる。 なるべく暑い炭の熱気をさけて炉を閉じて風炉釜を据えて火をみえないようにする心遣いである。そんな暑い季節,茶の湯では「花寄せ」というものがあってとても楽しい。これは葦(よし)の屏風などに掛け花入れをたくさ…

マンゴータルト

今日は沖縄の友人からマンゴーを頂いたので「マンゴータルト」を作ってみました。

移りゆく風物

・すゞしさや月ひるがへすぬり団扇(うちわ) 祐甫 この句は元禄時代のもの。「ぬり団扇(うちわ)」というのがミソ。 月の光が漆(うるし)が塗られた団扇(うちわ)の表面に射しかかるようすはなんとも風流で涼しげです。しかも、うちわをあおぐたびに月の…

無言の力

ある婦人がお誕生日を迎えられた。 満90歳。 何か食べたいものは?の問いに「スイカが食べたい」とご所望。 誕生日ケーキよりもスイカが食べたいというので、スイカを買ってきた。 六分の一きれのスイカ。 子供の頃夏になると食べていたスイカが懐かしいの…

芭蕉と旅情と解凍

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」で始まる『奥の細道』は、人生すなわち旅とした”旅の詩人”芭蕉が到達した生涯の代表作といえる。 この芭蕉の研究家であり、近世文学、特に俳諧史を専門とする櫻井武次郎さんが惜しくも2007年にお亡くなりにな…

なにか書けよと所望するは悪かえ?

読者の皆さん、記事を読むだけでなくたまにはコメントをお寄せくださいね。

好き?嫌い?

木陰で一人の男性が座っているのを、窓から夫と眺めていたときのことです。 夫は「気持ちよさそうだね」と言い、私は「何か悩んでいそうに見えるわ」と思わず言って、二人で顔を見合わせてしまいました。 同じ光景を見ているのに、とらえ方が違っているので…

あなた読むだけ?やだ〜。そんなの。つまんないじゃない!

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葉篇小説

先日編集長から催促されて、はからずも書き上げたのが葉篇小説だった。掌編小説よりも小さな物語とでもいうべき葉篇小説の誕生だ。 われながら、瓢箪から駒のような作品となった。推敲すべきところはたくさんあるけれど、編集長に出した。返事がまだない。突…

たまねぎ氷

「たまねぎ氷」を作ってみました。 「たまねぎ」という英語名はオニオンですよね。そのもとはラテン語の「真珠」「オンリーワン」からきています。 5千年以上前のエジプト時代から珍重された食べ物はたまねぎ。ピラミッドを作る人夫の腰にたまねぎがぶら下が…

中之舞

お能(謡曲、仕舞い)の稽古では「中之舞」を練習している。 中之舞とは多くは女性が舞い、その名の示す如く、速からず、遅からず、中庸を得た優艶な舞いである。 笛を地として大小鼓で囃す。太鼓入りのものもある。 つまり楽器は笛、大小の鼓の伴奏(囃子)…

行水(ぎょうずい)とシャワーの違い

毎日、脅されるように消費電力と需用電力がニュースに出るようになった。そんな中、昨夜は開け放たれた窓をすべて閉めて寝るほど涼しい夜だった。 この炎天下さすがに植木屋が庭の剪定に来るのを引き伸ばしに伸ばしている。そのため、庭は今やジャングル状態…

えくぼ

「許す」という言葉はとても使うのが難しい。 誰が誰を許すのか? 許す方は何だか高みにたっているようで、許される方はこうべを垂れているようだ。 いつもここまできて思考が行き止まりになる。 親しい人と口をきかなくなって久しい。 心の奥までなじられた…

垂れ流しの功罪

熱中症でお亡くなりになった人が1000人以上とか。 室内にいても熱中症になる。赤ちゃんや高齢者は体温の調節がうまく働かないため、熱がこもってしまうそうだ。 このブログもそうかもしれない。そのうち自家中毒になりそうだ。 毎日駄文を連ねているけれど、…

つもり違いの十か条

肝に銘じます。

仮面の女

家にいるときはノーメイクでいるのはもちろんだけれど、お使いに行くとか、ちょっとお散歩というときは、軽く顔にパフをはたいて、目鼻を整えるぐらいのことはする。服装も普段着ではあるけれど、人前に出ても良い程度のものは着て出かける。 今日は夫が本屋…

珈琲を歌う

一日に数杯のコーヒーを飲む。 字面で言えば「コーヒー」というとアメリカンコーヒーのようなイメージがする。 「珈琲」と書くと豆からゆっくりと挽いてネルでこしたドリップの味。豊かな香りまで文字から漂ってきそうだ。 「コーヒー」「珈琲」どちらにして…

暑いでしょう

友人のお子さんがピアノコンクールで賞をとったと報告がありました。ひとしきり賞の話で盛り上がり、ふと我が人生で賞なるものがあったかと振り返りました。「あがり症」「出不精」「筆不精「皆勤賞」」と続いて立ち止まっていると、夫が「骨粗鬆症」と言い…

アンパンとおじさん

一番厄介なことは自分との折り合いがつかなくなるときかもしれない。 どうしようもない自分との相克に苦しんだ時期は私にもあった。東京からひなびた土地に嫁いだ頃のことだ。苦しみは自分の弱さとの戦いである。 日の光を見るのが怖くなって、昼間でも雨戸…

蝉の?

今朝、威勢の良い蝉の声に耳を突かれた。 暑くなったとは言え、やはり蝉の声で夏を確認する。 我が家の東の一角に一本で森を作っているケヤキがある。そのケヤキの土中で何十年と云う眠りから覚めようとしている者たちがいる。それが蝉だ。 完全に殻から脱皮…

露地野菜といじめ問題

たっぷりの野菜サラダに、とんかつを夕食に食べることにしました。露地栽培の新鮮なトマトをカットしてガラスの鉢に山盛り盛って、もりもり、さくさく、もぐもぐ食べて食べて食べた。 露地栽培のトマトは温室トマトとはまるで違う野性味に富んだ濃厚な「これ…

甘やかな雨

今日は午後からグリーフカウンセリングの講義とワークを受けに出かけた。 出かける前から雲行きがあやしく、黒い雲が流れていくのが気になった。 車を駅まで走らせる途中で大粒の雨が車の窓を叩きつけて降ってきた。 土砂降りの雨の中、駐車場から傘をさして…

受験生諸君に

私は大勢の人の前でスピーチをするのは、大の苦手です。あがり症なのです。足が震えて、声が震える。 それがまったくあがらなくなった。 大勢の聴衆を前に、直木賞作家、佐藤愛子さんをゲストにして、speechしたことがあった。 聴衆の一人ひとりの顔を見なが…

信念のゆがみと偏り

先生が生徒に「数学の成績が毎回悪いなあ、頑張れよ」といったとします。 それを聞いた一人の生徒は、 ①「基礎が分かっていないから、今の単元ができなんだなあ。基礎からやり直そう」と思います。 ある生徒は、 ②「数学ができない僕って頭が悪いんだ」と頭…

「紫小玉ねぎのアグロドルチェ」

お酢は疲労回復に、食欲増進に、内臓脂肪の減少効果などがあるようです。 連日酷暑。 そこで今日はお酢をたっぷり使った甘酸っぱい料理を作ってみました。 酢はバルサミコ酢を使用。 「紫小玉ねぎのアグロドルチェ」を作ってみました。アグロ・ドルチェとは…

ラッキョとみょうがの甘酢漬け

ラッキョを漬けてみました。 綺麗に漬かったみょうがの甘酢漬け。 今夜はみょうがのちらし寿司をつくろうと思います。