飛翔

日々の随想です

受験生諸君に



 私は大勢の人の前でスピーチをするのは、大の苦手です。あがり症なのです。足が震えて、声が震える。
 それがまったくあがらなくなった。
 大勢の聴衆を前に、直木賞作家、佐藤愛子さんをゲストにして、speechしたことがあった。
 
 聴衆の一人ひとりの顔を見ながら、反応を見ながらスピーチをすることができた。
 これはひとえに心理学を学んだおかげなのです。
 心理学を学んでいるとき、毎回メッセージトレーニングなるものをしていた。クラスの前で短いプレゼンテーションをする。
 「堂々とすればうまくいく」と念じながらするのだ。
 回を重ねるたびにあがらなくなって、そのつど堂々としゃべれるようになった。

 みなさんの中に、人前に出てしゃべるとき、あがってしまうという人はいないですか?
 これは「あがるな、あがってはいけない、失敗してはならない」などと、自分に「shouldと must」を課しているからあがってしまうのです。
 否定形をしないで肯定表現をするとうまくいきます。
 「あがってはいけない」ではなく。「堂々としよう」と思うと必ずうまくいきます。
  
  受験生諸君。失敗したらどうしようと思うのはやめましょう。「必ずうまくいく。合格するぞ」と声に出して言ってみましょう。
 合格します。あなたならやれます。

 おまけ。タコを身近に起きましょう。蛸=英語では=オクトパス=置くとパスする。