今日は午後からグリーフカウンセリングの講義とワークを受けに出かけた。
出かける前から雲行きがあやしく、黒い雲が流れていくのが気になった。
車を駅まで走らせる途中で大粒の雨が車の窓を叩きつけて降ってきた。
土砂降りの雨の中、駐車場から傘をさして駅へ急いだ。
電車に乗って携帯電話を家に忘れてきたのに気がついた。
夜7時頃帰宅してみると、夫が「電話したのに出なかったね」と言ってきた。
机の下に落ちていたバッグの中に携帯が入っていて、アラームランプが明滅していた。
夫は私が傘を持たずに出かけたと思い、駅まで迎えに行こうかと問う留守電が2本入っていた。
子供の頃、途中で雨が降ると、母が傘を持って校門の前に立っているのが見えた時の嬉しさを思い出した。雨傘をさし、かっぱを着て母と一緒に帰った甘やかな記憶が私の鼻の奥をツンとさせた。
傘を持たずにでるのもなかなか良い。子供の頃の記憶、そして今・・・。
夫と二人で相合傘で帰るのもよかったなあ・・などとふと思った。