飛翔

日々の随想です

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年大つごもりのご挨拶

江戸時代末期の歌人の歌にこんな歌があります。 ・たのしみは 朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲けるを見る時 ・たのしみは 家内五人(いつたり)五(いつ)たりが風邪だにひかでありあへる時 ・たのしみは 心をおかぬ友だちと笑ひかたりて腹をよるとき 生…

生きとし生けるものへ感謝

庭そうじに汗する午前。我が家の父祖のように天空から庭全体を見おろすケヤキが落葉した。 枯葉が地面を敷きつめ、風にあおられてカラカラと音を立てて舞う。 茶室の前のつくばいには、紅梅がある。まだつぼみすらついていないが、梅の風情ほど渋い趣のある…

午年カレンダー

来年のカレンダーができました。

年末の主婦

年末の主婦は忙しくてメイクも髪の手入れもする暇がありません。 こんなかっこうで失礼します。

好きなこと好きな人

色々なブログやHP、Facebookなどを試してみたけれど、やはり本好きの人たちが集まるブログが居心地が良い。 日々記事を書いている人が、ある日からぱたりと音沙汰なく、記事が見当たらないと、どうしたのだろうかと心配になる。 病気でもしているのだろうか…

台所に感謝して

クリスマスのご馳走とケーキを食べ過ぎて胃が痛い。 今胃痛を病んでみると子供のころの母のおかゆが思い出されます。 一人分のおかゆをことことと煮ている母が病床の私のところへやってくる。 おかゆは卵がまぜられていて美しい黄色の真ん中に梅干が埋められ…

クリスマス 

年の初めの楽しみは年賀状を読むときだ。 一方、クリスマスシーズンは外国の友人からのクリスマスカードを開くのが何よりも楽しい。 英国にいた時の友人からのカードには一年間の印象的な出来事や家族の様子を伝えてくれて懐かしく、また英国へ想いを馳せる…

サンタクロースは来るかしら?

夕方のローカル番組で視聴者から電話による天気予報への質問コーナーがあります。 昨日は小学一年生の男の子からイヴの夜の天気予報への質問でした。 「もしもし、サンタさんが雨だと濡れてこないかもしれないので、天気予報を教えてください」 でした。 天…

クリスマスケーキ完成!

今日は天皇誕生日で祝日ですが、仕事しました。 仕事が終わってから夕食の準備をして、慌ててクリスマスケーキを作ったのがこれ↓ カメラを取りに行っているあいだに誰かがクリームをなめたようです。

Buon Natale e Felice Anno Nuovo 2014 !

Buon Natale e Felice Anno Nuovo 2014 !

懐かしくも温かな気持ちになるクリスマス

クリスマスが近づいてきた。 父は恵まれない家庭に育ったからだろうか、クリスマスに異常に憧れを持っていた。巨大なクリスマスツリーを買ってきて毎年オーナメントも買い足していった。自分で一ヶ月も前から飾りつけ、豆電球を点灯させ喜んでいた。家族の者…

ひと切れのピザ

熱々のピザを見ると思い出すのが一通の手紙だ。 25年以上の年月、塾経営と教師をしてきた。 豊かでない暮らしの生徒が多い環境だった。卒業するとき、ひなびた地元から名古屋市内に遠出をして素敵なレストランでお別れ会をするのが恒例となった。費用は私か…

「Tomorrow is another day」

今日は精神的にまいることがあった。 自信なくしそうになったけれど、なんとか乗り越えた。 「夜明け前の暗闇が一番暗い」って。朝が来ない夜なんてないってことよね。 「風と共に去りぬ」でスカーレット・オハラが燃えるような瞳で言ってたわよね。 「Tomor…

老いと介護と尊厳

寒い年の暮れとなった。寒風吹きすさぶ頃になると思い出す。あの日のことを。 凍えそうに寒い日、畑の真ん中にスコップで穴を掘った。そこにひとかかえもある石油缶を埋めるためだ。そばには義父が立っている。頭脳明晰で日本各地の橋を設計し、都市計画をし…

十二月のうた

一年のしめくくりの12月。「十二月のうた」を声高らかに朗読しようと思う。おんなのことば (童話屋の詩文庫)茨木 のり子童話屋「十二月のうた」 熊はもう眠りました 栗鼠(りす)もうつらうつら 土も樹木も 大きな休息に入りました ふっと 思い出したように …

星と花

星と花同じ「自然」のおん母の 御手にそだちし姉と妹(いも) み空の花を星といひ わが世の星を花といふ。かれとこれとに隔たれど にほひは同じ星と花 笑みと光を宵々に 替(か)はすもやさし花と星されば曙(あけぼの)雲白く 御空の花のしぼむとき 見よ白…

The Pen is  mightier than the Sword.(ペンは武よりも強し)

開成中学・高校の校章ペケペン 火中の栗を拾う人は少ないだろう。 私はいつもその栗を拾う。 そんな愚かな私を理解する人も少ない。 しかし、ひとたび理解してくれるととことん援護してくれるのもそんな人である。 意気に感じ、心をひとつにしてくれるとき、…

リチャード・ギアとデート!

JR名古屋高島屋51階にある美容院を出て、帰路につこうとしたとき、後ろから呼び止める男性がいた。 「ちょっとお茶しませんか?」というではないか。美容院で、ちょっとばかり素敵になったからといって、お茶に誘われるなんて、私も捨てたもんじゃないわ!…

賢者の贈り物

クリスマスがもうじきやってくる。 家族や愛する人に贈り物をします。子供の頃は本やお人形がクリスマスプレゼントだった。 大学生になってボーイフレンドができ、初めてのクリスマスにもらったのが彼の手作りのクリスマスカードだった。 自分で描いた絵が立…

特定秘密保護法は「今世紀最悪」の法

特定秘密保護法 参院本会議で可決・成立 特定秘密保護法は「今世紀最悪」の法。民主主義の崩壊! 言論の自由も束縛され、報道規制をされ、国民の知る権利を奪う悪法。 デモをテロと同じとする人間が自民党員であることが恐ろしい。 大慌てで、よく審議も議論…

ぶしょう箱

日本の冬の居間には炬燵がつきものだ。 しかし、この炬燵、快適すぎて出るのがおっくうになる。 はさみが必要でもとりに行くのがおっくうだと誰かが居間に来るのを待ったりする。来たとたんに用事を頼む。 そんな感情は江戸時代の人も同じだったようだ。 こ…

TGIF

今日は花の金曜日。週末です。 仕事が終わって、学校が終わって「TGIF」と言い合って別れます。 「TGIF」は「花の金曜日だね、良い週末を」というような意味で使う英語です。 英語の「Thank God, It's Friday.」(ありがとう神様、今日は金曜日だ)という句…

ある出会い

数十年前の12月5日。 大学主催のダンスパーティーで、後ろを向いていた私に一人の青年が声をかけました。 「僕と踊って頂けませんか?」 振り返った私の顔を見て「ぎゃー!」と叫んで逃げることなく、踊ってくれたのが今の夫です。 初めての出会いの日。…

無心にあるがままに

庭のハナミズキが紅葉して赤。その隣にあるゆずの木に実が実って黄。山茶花のうす紅。カタバミ草が絨毯を敷き詰めたようにピンク。常緑の木々の緑。 晩秋から初冬にかけての錦は目を楽しませてくれます。 去年のシクラメンの鉢を花が終わって外に出したまま…

ゆず味噌作り

庭のゆずが豊作の今年。 枝がしなって地面につくぐらい柚の実がたわわに実りました。 そこでゆず風味のケーキを作り、ゆずジャムを作りとゆず三昧ですが、今日はゆず味噌を作ってみました。 創業230年を越す味噌の蔵元「伝右衛門」のお味噌をベースに柚子味…