江戸時代末期の歌人の歌にこんな歌があります。
・たのしみは 朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲けるを見る時
・たのしみは 家内五人(いつたり)五(いつ)たりが風邪だにひかでありあへる時
・たのしみは 心をおかぬ友だちと笑ひかたりて腹をよるとき
生きとし生けるもの。そのささやかな営みの中に多くの楽しさがあり、笑みがあり、命あることの喜びが詰まっていることをみつけたいものです。
来るべき2023年は和(なご)やかな一年であってほしいと切に思います。
ブログでお友達になった皆々様、今年はありがとうございました。
来年は皆様にとって幸多く健やかな年でありますよう祈念いたします。
2022年 大つごもり 「書架だより」 十月桜 拝