飛翔

日々の随想です

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夏を喫する

真夏になると、冷蔵庫でキンキンに冷えた水でお抹茶をたてている。茶室がなくとも、茶道具がなくとも、一本の茶せんを買ってくれば、おいしいお抹茶はいただける。 小さじ一杯半ほどの抹茶を茶碗にいれ、粒がないように平らにならす。次にしずかに冷水を注ぐ…

7月8月のカレンダー

7月8月のカレンダーができました。

涼しさや袂(たもと)にあまる貝のから

デパートにいくと素敵な浴衣が展示してある。 浴衣を着て蛍狩りなんて風情がありますね。 着物を着る機会は少ないが、浴衣なら気軽に着れる。 若い女性も、もとお嬢様も、髪をきりりとまとめて、浴衣なんぞを着るとハッとするほど見違える。 男性も浴衣姿に…

しそジュース

今日は梅干しを作ったついでに、紫蘇ジュースを作ってみました。 きれいな色で甘酸っぱくて香りが良くておいしくできました。 1,8リットルのペットボトルに詰めた写真 赤シソの葉300gに砂糖300g、酢とレモン汁合わせて200cc。水2リットル。…

新しき蚊屋に寝るなり江戸の馬

夜中に蚊に刺されて目が覚めた。にっくき蚊め!!! 去年の古くなった蚊取り線香を取り出して夜中にいぶし始めた。こうこうと電気をつけて蚊の動きを見張るも姿なし。蚊もいぶされるが、人間も喉をいぶされてかちかち山の狸のようになった。 そういえば昨日…

雨となめくじ

今日は各地とも大雨のようだ。梅雨入り宣言後、ほとんど雨が降らず、雨乞いムードだったので、野菜には慈雨となれば良いのだが。 なめくじが塀際にびっちりとそのぬめぬめとした正体を見せてうっとおしい。 あの夢野久作の短歌にこんなのがあった。 地平線に…

痩山(やせやま)にぱっと咲けりそばの花

江戸っ子の私は蕎麦が大好きだ。 蕎麦と云うとどどいつにこんなのがある: ・信州信濃の新蕎麦よりもわたしゃあなたの傍がいい 江戸っ子の父は日曜日のお昼は必ず「蕎麦食おう!」と号令!落語家ではないが蕎麦をたれにつけるかつけないかわからないうちにつ…

「父の日」に想う

父は貧しい生まれの次男坊に生まれ、「要らん子」として粗末にされて育ったようです。 家庭の愛を知らないで育った人です。苦学して這い上がった成り上がりです。 父の新婚当時の日記を読むと母についてこんな記述がありました。 「世の中にこんなにやさしい…

介護する側の心のケア

高齢化社会を反映するように、介護する方のカウンセリング依頼が増えてきました。 また、グリーフカウンセリング(悲嘆)も幅広く、アイデンティティーの喪失への悲嘆、認知症になって伴侶の顔も忘れ、子供の顔すらわからなくなっていく事への恐れと悲嘆など…

ブランデーで梅酒漬け

今日は市場にはなかなか出回らない、希少な徳島県産美郷の青梅をVSOPブランデーで漬けてみました。 贅沢な梅酒です。来年の熟成した梅酒が楽しみ、楽しみ。

二人合わせて?歳の女子会

今日は数年前ベトナム・カンボジア旅行したとき同じツアーだった女性と名古屋でランチを楽しんできました。 旅で一緒だった人と帰国後仲良く交流が続くことはめったにないのですが、この女性と娘さん親子とは交流が続いています。 娘さんは水墨画を描いてい…

自家製ちりめん山椒

知多半島名産のちりめん(しらす干し)を使って 実山椒と煮詰めた「ちりめん山椒」を作ってみました。 火のそばにつきっきりで1時間、コトコトと煮詰めて出来上がりました。少しある煮汁をキッチンペーパーに 吸わせてパラパラになる明日頃が食べごろです。…

言葉と心とグリーフ(悲嘆)カウンセリング

私は子供の頃から陽気なひょうきんものだった。 近所の人が母にこういった。 「●●ちゃんが、帰ってくるとすぐ分かるわ。奥さんの笑い声が急に聞こえてくるから」と。 母が笑うのを見るのが好きだった。母を笑わせようとひたすらひょうきんなことを言ってばか…

お裾分け

昨夜は同じカウンセラー仲間のMちゃんに、夏野菜たっぷりのカポナータとカレーと苺を届けました。 仕事が終わるのが7時。それから交通事故のリハビリで病院通いのMちゃんは、独り住まいで、夕食もろくろく食べない毎日。 リハビリが終わったのが夜の9時。ま…

本場イタリアのカポナータ

本場イタリアのカポナータを作ってみました。 赤、黄色のパプリカ、ナス、セロリ、ズッキーニ、玉ねぎ、トマト、などを煮込んだ野菜いっぱい料理です。

木刀 腰に、サースデー(Thursday)

今日のクライエントさんは90歳。 「来週の木曜日にまたお目にかかるまでごきげんよう」 と私が言うと、 「木刀 腰に、サースデー(Thursday)ですね」 とおっしゃって、一本とられました。 90歳にして英語の記憶力抜群。

不倫のほてりを抑える場所は?

台所からほの暗い恋の川柳をうたった主婦がいた。 俳句と言うほぼ同じ詩形をもつ川柳だからこそ一首が輝いた不倫の歌。 『有恋夫』を書いた時実新子。 俳句だと品格が落ちてしまいがちな句を、川柳にすると、生き生きとしたものになる不思議。 ・熱の舌しび…

ボサノバ

イパネマの娘アントニオ・カルロス・ジョビンユニバーサル ミュージック クラシック 開放的なあかるい季節にはアントニオ・カルロス・ジョビンのアルバムを聴くにかぎる。 夏はなぜかボサノバがいい。いつも行く美容院のBGMにジョビンが流れてくると嬉し…

セミフレッドとバルサミコソースのデザート

梅雨入り宣言されてから、晴れて真夏並みの暑さが続いています。こちら名古屋は今日は30度。冷たいものが欲しい時期になりました。そこで今日は冷たいデザートを作ってみました。 セミフレッドにバルサミコ酢ソースをかけたさっぱりとしたデザートです。 イ…

『枇杷(びわ)の花の祭』

新美南吉の詩に『枇杷(びわ)の花の祭』というのがある。 それを紹介しよう 枇杷(びわ)の花の祭 枇杷の花に、枇杷の花に、 祭があるよ。 ひだまりに、ひだまりに、 何かなるよ。 のぞいたら、のぞいたら、 小さい祭よ。 蜜ばちが、蜜ばちが、 祭してるよ…

寝顔が汚れるって?

起床時間になって夫をおこそうとして顔を見た。 寝顔があまりにも子どものようだったのでしばらくながめていた。 布団からでた手がバンザイをしているようだった。 仕事がきつくて「もう僕お手上げです」とでも言っているのだろうか? それともなにか良い夢…

Reading is fun.

ブログの存在に感謝することが多い。 普通なら話せないジャンルの人のブログに簡単に行けて、その人の頭の中を読むことができるからだ。 ある人のブログを読むのを楽しみにしている。文章を手がけるお仕事をしている人だ。 主に本の内容にについての主観や、…

第一回中日文楽を観て

今日は名古屋で「第一回 中日文楽」の公演があり観に行ってきました。 夜の部は「伊達娘恋緋鹿子」「曽根崎心中」 ユネスコにより無形文化遺産に登録された人形浄瑠璃・文楽を観ることができるというので前から予約していたもの。 しかも、三味線人生70年と…