飛翔

日々の随想です

介護する側の心のケア


 高齢化社会を反映するように、介護する方のカウンセリング依頼が増えてきました。
 また、グリーフカウンセリング(悲嘆)も幅広く、アイデンティティーの喪失への悲嘆、認知症になって伴侶の顔も忘れ、子供の顔すらわからなくなっていく事への恐れと悲嘆など、高齢がもたらす悲喜こもごもを抱えた現代の世相が、カウンセリングの臨床現場にも多くなってきています。
 介護に対する公の機関が増えたことは喜ぶべきことですが、介護する側の心のケアも大切であることを声を大にして叫びたい昨今です。

$心の灯(ともしび)