カウンセラーの資格更新のための講座があった。
講座の前、元クラスメイトとランチを一緒にすることにした。
久しぶりにあう仲間たちは、それぞれいろいろなものを抱え込む年代となっていて
語り合い、悩みを共有し合いながらも旧交を温め合った。
腹の中をさらけ出した間柄なので、人の苦しみは自分の苦しみでもある。
肉親でない赤の他人なのに、「同じ釜の飯を食った」クラスメイトは、ある意味、肉親以上のものがある。
特に心理学の学びの中では、心の底を見せて悩みをさらしあい、それをカウンセリングするという特殊な
学びの中にあっては、信頼関係が強固になる。それは人には決して見せたくない、心の底の苦悩を
吐露することからはじまるからだ。
友達といっても、いろいろある。単なる知り合いの範疇に入る軽い付き合いから、心友、親友と呼べる間柄まで。
A friend in need is a friend indeed.(困った時の友こそ真の友)
まさにこのことわざのように、クラスメイトは真の友たちである。