飛翔

日々の随想です

見納め?桜と入学式

 名古屋駅の付近で、はかま姿の女性がちらほら。卒業式だ。
 三月は卒業、退職、転勤など人生の節目、特に別れの時節でもある。
 別れがあってもまた出逢いはある。 
 退いてもまた出発と考えれば門出にもなろう。
 桜の開花は?


 満開の桜を目の中に焼き付けて、次への出立(しゅったつ)に身をひきしめようではないか。
 日本は桜の咲く頃入学式を迎える。
 人生の門出はいつだって爛漫の花に迎えられる。
 美しい四季をもつ日本に感謝しよう。
 この四季が日本人特有の繊細さにつながるのだから。
 しかし、先ごろでは、欧米の卒業式、入学式にあわせて9月を入学式にしようと東京大学が提案した。
ほかの大学、企業もこれに同調する模様。



 去り行く人、散り行く花に無常のはかなさを感じる心。

桜の花に入学式、卒業式の感慨がうかぶのは今の内ということになりそうだ。