飛翔

日々の随想です

トラウマケアの理論と実際

風邪の気配が抜けないどころか、こんこん咳をしながら、ワークショップに出かけた。
 風がまだまだ冷たい。朝10時半から6時までの長丁場のワークショップは中身が濃くてすごかった。
 トラウマを受けたこころの傷をその場で治すという劇的な心理ワークショップ。中身は公開することができない。
 しかし、私の事だけをいうならば、私にも信じられないことが起きた。
 私自身の抱えているトラウマ体験を五感に働きかけて、その威力を弱め、同時にイメージの中でその出来事から自分を救い出すワークの最中に起きた。
 私は自らの力でトラウマから自分を救い出した瞬間、涙があふれて止まらなくなった。
 ワークショップの中でこんなことが起きるなどと予想もしていなかったので自分で自分の変化に驚いてしまったが、トラウマから救い出されて、すっきりと心がさわやかになった。
 もう同じイメージを浮かべても私にはもうトラウマのかけらもない。
 このワークショップはすごいものだと体験できた。

 この心理ワークショップの技術で東日本大震災で受けたさまざまな過酷なトラウマに捕えれれている人、その目撃者に救いの手をさしべることが可能だ。実際多くのひとにこのNLP理論と技術を活用して心の傷を癒していることは喜ばしい。
 
 長年引きずっていた私の中のトラウマとおさらばして今日からすっきりと眠れそうだ。
 皆様も、心理カウンセリングの中でも重要なこのトラウマからの救いのNLPを活用されてはいかがでしょうか。