飛翔

日々の随想です

I'd Really Like to Eat a Child

I'd Really Like to Eat a Child
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Dragonfly Books
 頭を柔軟にしたいときは童話や絵本を読むと、しぜんと頬がゆるむ。
 今日はそんな絵本を読んだ。
 英語の絵本である。幼児が読むのにわかりやすいように書かれてあることから、英語に親しみがない日本人が読んでも簡単で面白く読める。イラストがとってもかわいい。ワニの表情が漫画チックでとても愛らしい。
 内容はやせっぽっちの幼いワニのAchilles君は両親のワニに愛されて日々育っていく。毎日、大きく成長するようにママワニは息子ワニにバナナを与える。
 「大きくなるのよ、坊や。お前はなんてハンサムなんだろう!それにきれいな歯をしているね」
 と溺愛し、ほめちぎる。
 「うん。そうだよ」
 と坊やのワニはすましていう。
 ある朝、坊やのワニAchilles君は、こういって両親を驚かせる。
 「ぼく、子供が食べたいよう」
 
 さて、バナナでなく、人間の子供を食べたいといいだしてきかない坊やワニのAchilles君はその後どうなるのだろうか?

 ちょっと刺激的なこのお話にドキドキしながら、読み進めてあとでにっこりとなるこの絵本。さて、あなたは誰と読みますか?