飛翔

日々の随想です

心の扉を開く法


 人は自分の心の奥底にあるものを、いつ、どのようにして表わすのだろうか?
 もしかしたら一生自分の心の奥底をさらけだすことなく、うっせきした気持ちがストレスとなって心を重くして生涯を終える人もいるかもしれない。
 私の場合はどうだろう。ある時期からブログ日記をつけるようになった。
 本当の日記のように思いっきり自分の心の中をさらけ出して書こうと思った。
 心の中で抱え切れないものがあふれて自分を苦しめたからだ。分からないまま文を綴ってきた。 気がつけば亡き父や母の思い出を多く綴るようになった。
 父に対する憎しみにも似た気持ちを書いて書いて書きまくった。書きながら泣いて泣いて、また書いた。
 自分の心の林を分けいっていくうち、「あぁ、私ってこんなことを考えてきたのだなあ」と気付くようになった。気づいたことをまた書いた。書いているうち心の中が整理されていった。
 心の扉が開いたのだ。
 文章なら思いのたけを書くことができた。
 今日も私は心の扉を開いて、自らの声を聞こうとしている。

あなたも、日記帳や、メモ書きでもいいのです、ブログでも、何でも心のおもむくまま、書いてみませんか?
 例えば子供の頃の嫌な出来事に対して日記なら思いっきり、その時言いたかった気持ちを書けるでしょう。
 叫びたかった言葉も思いっきり書いてみてください。書きあがったら誰もいないところで大きな声で叫んでみてください。
 自分の心の声を聞いてみてください。
 泣いてもいいのです。自分の心の声に従って書いて見ると思いがけない気づきがえられます。
 あなたはあなたのままでいいのです。あるがままのあなたでいいのですよ。