庭の柚子(ゆず)の木に実がたわわに実りました。
庭の一角に黄色い明かりがともったようで、一足早いクリスマスツリーならぬ柚子ツリーを楽しんでいます。
一本の小さな苗木から育ったものです。
一年目はアゲハ蝶の幼虫に葉っぱを一晩で全部食べられて丸坊主になってしまいました。
二年目も三年目も同じ。虫に葉を食べられ、日照りにあい、強風にさらされ幾年月。
いつのまにか2mぐらいの高さになり、緑色濃き葉かげには、黄色の柚の実が枝もたわわにみのりました。
自然の脅威にもめげずに育った柚子の木をみていると、何にも逆らうことなく、あるがままにあることの偉大さを感じないではいられません。
毎日ゆず湯に入り、手作りのゆずジャムを食し、湯豆腐にゆずポン酢と恩恵に浴しています。
今日はすぐできる「ゆず茶」を作ってみました。
「ゆず茶」と言ってもお茶ではありません。
ゆずをジャム状にしたものをお湯で溶いて飲む飲み物。
飲まなくてもパンにつけたり、ヨーグルトに入れたり、お菓子に入れたりできる便利なもの。
しかも煮たり面倒な手間がないばかりかわずか10分でできます。
ゆずの種以外はふくろも、皮も、果汁も全て使えるので捨てるところがありません。
種は種だけ集めて化粧水に使えます。
では材料:
柚子2個(200g)
砂糖200g
作り方:
柚子を半分に切って果汁をボールにいれておく。
種はとりのぞき、他の皮、白いふくろ、全てを刻んで果汁と砂糖を混ぜて出来上がり!
※室温では1週間。冷蔵庫で保管してください。
あっというまにジャム状のゆず茶が出来上がりです。
目安は柚子と砂糖を同量にすれば好きな分量のゆずちゃが出来ます。(甘すぎると思うときは砂糖の量を調節してみてください)