飛翔

日々の随想です

ハロウイーン


ハロウィーンHalloween, Hallowe'en)は、ヨーロッパを起源とする民族行事で、毎年10月31日の晩に行われます。


 ケルト人の行う収穫感謝祭が、他民族の間にも行事として浸透していったものとされています。
ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。601年にローマ教皇グレゴリウス1世が宣教師にケルト人へキリスト教改宗の策として、「ケルト人の信仰法である木の伐採は行わずに、木の真上にはキリストの神様がいてそのために木を信仰し続けなさいと広めなさい」と言ったのが今のハロウィンになったきっかけでもある。

 これに因み、31日の夜、カボチャをくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン (Jack-o'-lantern) 」を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と唱える。家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちは貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよいとか。

 ちょうどカボチャがおいしい季節です。ほくほくしたカボチャは甘みがましておいしいですね。
 そこでハロウイーンを目前にカボチャのケーキをつくることにしました。

 中央の模様はかぼちゃの葉っぱのつもりです。

 
 カットすると中はこんな風です。
材料:
直径18cmの底の抜けるタイプの丸型一台分
カボチャのピューレ:
カボチャ(のわたと種を除いて)240g
メープルシロップ50ml
オレンジの絞り汁大匙1
シナモンパウダー小さじ1と1/2
しょうがのすりおろしたもの少々

無塩バター160g
ブラウンシュガー80g
卵Lサイズ2個
薄力粉200g
ベーキングパウダー小さじ2/3
あれば重曹小さじ1
仕上げ用
粉砂糖、ココア、

下準備
バターと卵は室温に戻しておく。薄力粉、ベーキングパウダー、重曹をあわせてふるいにかけておく。型用バターを溶かしてはけで型に塗り冷蔵庫で冷やしてから強力粉をまぶして余分な粉は落とす。
作り方:
1、カボチャの葉の模様の型紙を作る。はさみできりぬいて外側を型紙にする。
2カボチャはわたと種をとり、切って容器にいれラップをかけ電子レンジで(500w)約6分加熱。皮ごとフォークの背で押しながらつぶしてピューレ状にする。
3、メープルシロップを加えまぜ、オレンジの絞り汁、しょうがのすりおろしたもの、シナモンパウダーも加え、混ぜる。オーブンは180度に予熱する。
4、ボールにバターをいれ、泡だて器でクリーム状に練る。ブラウンシュガーを2〜3回に分けていれそのつど空気を入れるようにまぜ、泡だて器の手ごたえが軽くなるまで混ぜる。
5、卵をときほぐし、少しずつ混ぜる。
6、カボチャのピューレを2〜3回に分けて生地に混ぜる。ゴムベラで滑らかに混ぜる。
7、ふるっておいた粉を一度に混ぜる。ゴムベラでざっくりとまぜる。決して練らないこと。
8、型に生地をいれ表面をたいらにならし、180度のオーブンの中段で約40分焼く。中央にくしをさして何もついてこなければ出来上がり。型からだし、ケーキクーラーに乗せさ9、す。
9、上の凹凸をナイフで薄く切り落として平らにする。粉砂糖をちゃこしにいれ、表面にまんべんなくふりかける。
10、型紙を真ん中にくるようにし、ちゃこしでココアをたっぷりふりかける。型紙をしずかにはずしてできあがり。