飛翔

日々の随想です

『黒すぐりのポットパイ』

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、お彼岸になったら途端に涼しくなって半袖に羽織るものが欲しくなった日曜日。
 涼しくなると、とたんにデザートも温かいものが欲しくなります。
 そこで今日は熱々の『黒すぐりのポットパイ』を作ってみました。

中をくずすとこんな風です

 黒すぐりBlackcurrant(ブラックカラント)のジャムを夫が買って来たのでパイの帽子をかぶった熱々のデザートを作ることにしました。
 ちょっと甘酸っぱくて爽やかなデザートです。

材料:直径7cmのココット型4個分

パイ生地
小麦粉100g
ベーキングパウダー小さじ1/2
バター(冷やしたもの)60g
牛乳大さじ2
ブラックカラントジャム大さじ4
りんご小1個
レモン汁または水大さじ4
つやだし用の牛乳少々
ラニュウー糖少量

作り方
パイ生地の作り方
1、ボールに小麦粉とベーキングパウダーと砂糖を入れ冷蔵庫からだした冷たいバターを乗せてスケッパーなどで小さく切る。
2、指先でバターを粉の中にこすりあわせるようにして手早く混ぜサラサラ状態にする。
3、中央部に牛乳を入れフォークでさっと混ぜる。
4、周りの粉と全体が混ざるようにしてひとまとめにして冷蔵庫で一時間休ませる。
5、軽く打ち粉した台の上に休ませた生地をのせ手で軽くこねる(こねすぎないように)。

1、りんごは縦4〜6つわりにして芯をとり皮をむいてからうす切りにする。
2、型の内側にバターを薄く塗り、黒スグリジャムを大さじ1づついれる。
3、りんごを七分目ぐらいまで入れてレモン汁か水を加える。
4、パイ生地を冷蔵庫からだし、軽く打ち粉した台の上で6mm厚さにのばし直径8cmの円にくりぬく。
5、抜いた生地は冷蔵庫でちょっと休ませておく。残ったパイ生地で型の縁に沿って貼り付ける。
6、型の縁に貼り付けたパイ生地の部分に牛乳をはけで少量塗って接着しやすくする。
7、冷蔵庫で冷やし固めたパイ生地のふたをかぶせて縁の部分にしっかり抑えて閉じ合わせておく。
8、調理バサミで生地のところどころに切れ目を入れ、蒸気の穴をあける。
9、表面に牛乳をはけで塗り、グラニュー糖をふりかけ、180℃のオーブンで5分、170℃で7分焼く。

寒い日に焼きたての熱々ポットパイをフーフーいわせて食べるデザートはなかなかおいしいものです。