飛翔

日々の随想です

健康を一枚看板に: 2024年への新たなステップ

2023年師走に入って、市の健康診断でイエローカードが出された。

大腸検査でひっかかり、市内のクリニックで内視鏡検査をした結果ががんだった。

市民病院に紹介状をもらっていくと、おそらくステージ0の癌なので内視鏡で手術しましょうとのこと。

帰宅して夫に言うと、ガンセンターで治療してもらった方がよいというので、そうすることにした。

ガンセンターでは、一からの検査が始まり、結果はS字結腸にがんの所見。内視鏡による大腸内視鏡的粘膜下層剥離手術となった。

4泊5日の入院手術。

手術前のCT検査で乳腺と肝臓に影があると言われ、愕然!

乳腺の検査はマンモグラフィ検査。

乳房を板の上に乗せ、上から下から圧搾機のようなものでサンドイッチにしてレントゲンをかけるもの。

悲鳴を揚げそうに痛い。

右の乳房が終わり、今度は左。もう痛くて「早くやって」と叫ぶ。

終わってやれやれと思ったら、今度は左右からサンドイッチにして鉄板で挟んで撮影。

ギャーっと叫んで終了。

それが終わると、今度はこの道20年というベテランの先生の診察。

やさしい人で、パソコンの画面など見ずに、正面に対峙するように座り、じっくりと、自覚症状を尋ねられる。その後、肌にじかに触れて触診。

注射針で乳首の周りにさして中の細胞を採取するが、これまた痛くて悲鳴をあげそうだったが、医師のやさしい対応に救われて我慢。

その一週間後、結果の発表。

死刑判決前の被告の気持ちを実感。

結果はシロ。がんでも何でもなかった。

やれやれ。次は肝臓の超音波診断。

これも癌ではなかった。

結果は来年早々、医師から説明があるようだ。

こうして、2023年の大みそかは癌騒動で終わった。

内視鏡的手術は受けることになったが、大きなものでなくて一先ずほっとして大つごもりをむかえている。

お金も名誉も、美貌もいらない。

健康でいられるなら、もう何よりの幸せ。

「健康」のありがたさをしみじみ実感した大つごもり。

 

2024年は健康を一枚看板にして歩んでいきたい。

久しぶりのブログ投稿であった。