飛翔

日々の随想です

プレゼンテーション

 新しく入りなおした学校では、毎回短いテーマでスピーチをする。ブログや原稿は自分の気持ちや出来事を書くことにより、意識しないまま自分を見つける機会を得る。これはなかなか良いことで、カタルシス(昇華)になる。
 その一方で、スピーチは頭の中で考えたことを聞き手を目の前にして発表することになる。
 これは人前でプレゼンテーションする訓練にもなり、瞬時に反応を知る機会にもなる。人前で話すということは慣れないと、言いたいことの半分も伝えきれないものだ。これを毎回訓練していると、あがることなく、それぞれの反応を確かめながら、自分の声を耳で聞き、脳を回転させて、何かを伝えることを確認できる。
 先回やったことを振り返り、それを実施してみる。実施結果をプレゼンテーションすることにより、他者の反応をしり、自分の発表能力を確認することにもつながる。
 研究テーマが大きくなるにつけ、限られた時間内でどれだけ凝縮したことをプレゼンすることができるかの能力も開発される。
 勉強といっても、語学を勉強することやシナリオ研究をすることと、系統だって勉強することはそれぞれが異なる。
 古く錆びついた脳みそをフル回転しても追い付かない日々が始まろうとしている。
 仲間や友人もそれぞれ異なる人たちとのつながりが多くなった。今まで顕微鏡の中の世界を覗くような日々を送っていた私には大変な刺激だ。
 問題意識を持っているのと、いないとでは受け取る量が違ってくる。
 たとえば、上から何かが落ちてくるのを認識したとする。
 「あ!上から何かが落ちてくる」
 と思っているだけの人と、
 「あ!上から何かが落ちてくるから、手か、周りにあるものを使って受け止めよう」
 とする人とでは落下物の受け止め度が大きく変わる。
 テニスのサーブを受けようと体を動かして待機するのと、ぼーっと立ったままでいるのでは防御率が違うのと同じだ。
  と、まぁ、そんなことを考えながら昨夜は布団の中でスピーチの内容を考えていた。
 クラスのみんながどんな内容を提示するのか来週が楽しみだ。
 最近読書量が減ってしまった。土日は本をせっせと読みたい。

 今日は午前中、夫の秘書役として仕事場へついて行った。帰りはおいしいお昼ご飯をごちそうになった。こんな楽ちんな秘書役ならいつでもしたいものだ。汗ばむほどの天気。夫の運転で仕事場へ向かう途中、あまりにも心地よい陽気にうとうと。
 こんな楽な日々がまいにちあるといいなぁぁぁぁぁ・・・むにゃ、むにゃ・・・。