飛翔

日々の随想です

新成人に託す


今日は成人の日。
 事業主であり教師でもあった数十年の間、大勢の生徒さんを迎え、送り出してきた。
 最長期間我が校に通ってくれた子は幼稚園の時から高校三年までの13年間。
 今、その子は、私が創立した学院の後を継いでくれている。
 毎年成人式の日になると、子供たちの成人した姿を思い、彼らを育てたご両親たちのことを思い感無量になる。
曲がりそうになった子や、家庭崩壊に泣く子の相談に乗ったり、逆に思春期の子供をかかえて悩み多き父兄の相談に乗ったり、受験戦争を乗り超える精神力や体力に腐心した数十年が矢のように駆け抜けていった。

 これからの日本を、世界を、宇宙を、担う新成人に核廃棄物や戦争という負の遺産を残さないようにするのは私たち大人の責任である。新成人たちも次世代に受け継ぐべき夢多きものを創造してほしい。