飛翔

日々の随想です

ボージョレーヌーヴォー

 
 ボージョレ―ヌーヴォーが解禁になった。
 ゴルゴンゾーラであえたショートパスタと生ハムと野菜のサラダがボージョレ―によくあって美味。ボージョレ―は若い味が舌をさらりと通り抜けていく。
 「若い」特徴がよくでたワインで、学校で知り合った若い仲間たちのはつらつとした姿が目に浮かんだ。
 新しく学ぶ分野は脳も精神も刺激して私を奮い立たせてくれる。

昨日読了した岩城けい著『さようならオレンジ(筑摩書房)』からも相当な影響を得た。主人公のプリミティブな力強さに心を動かされた。
 何もかもが今の私には力となって栄養となっている。
 ワインが熟成され芳醇な美酒となるには時が必要であるが、ボージョレ―ヌーヴォーのように、まだ熟さない魅力もある。
 未熟さを謙虚に受け止めれば、また別の顔にもなりうる。発展途上の魅力は「無限の可能性への挑戦」
 若いワインから力をもらった。