2013-01-19 梅が枝 diary 梅の花を折りて人におくりける ・君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をもしる人ぞしる (紀 友則(古今和歌集) あなたでなければ誰にみせたらいいのかしら。この梅の花の、色にせよ香りにせよ、ものの美しさを解するあなただけわかっていただけるのです。 こんな歌を梅が枝と共に贈られる人はどんな人でしょう? たまには古今和歌集をひもとくのもみやびやかですね。