飛翔

日々の随想です

天日干し

 霜がおりた白菜はますます甘みを増しておいしくなってきた。
白菜を四つ割りにして燦燦とした陽にあてて一日二日干しておくと甘くなっていろいろな料理に使える。

 白菜の葉を一枚一枚はがして刻んで餃子を作ると200〜300個はゆうにできる。

それを冷凍しておけば食べたいときに餃子の登場となる。
干した白菜と玉ねぎを水なしで蒸し煮にすると甘くて美味しいスープがたっぷりの白菜煮が出来上がる。

 この時期自家製キムチを漬けても美味しい。

白菜の漬物をはじめとして干したものを鍋料理に煮物にと利用幅は広がる。
白菜ばかりでなくミカンの皮を日光にあてる。

 みかんの皮は今話題のポリフェノールが圧倒的に多く、生活習慣病を抑制する働きがある抗酸化活性値がトマトの5倍もあるそうです。
皮を乾燥させたものは陳皮(ちんぴ)と呼ばれて漢方の生薬としても使われています。
私はこのミカンの皮を天日干しして袋に入れるか、市販のお茶パックの袋に入れてお風呂に入れます。自家製入浴剤の出来上がり!!
 夫がそばに来てボソッと言います。
「僕まで干さないでね。会社で干されて、家で干されて・・・」
(煮干ならおいしいおダシがでるけれど夫の日干しは出しがらにもならない・・などと決して申しませんよ。はい)