毎週末は野菜の市と苺農園でそれぞれ買うことにしている。
今年は寒いせいかイチゴの生育がハウスの中でも良くないらしい。
いつもは甘酸っぱいジャム用の小ぶりのイチゴを買うのだけれど、そのかんじんのイチゴがあまりない。
ハウスのおばさんに頼んでやっと買えた。いつもは友人や知人にお分けしていたのだけれど、とてもひとさまにあげるだけのものがない。
それでもやっと買えたのがこれ。
三食、食後にイチゴをデザートにいただく。贅沢なデザートと言えよう。なにしろ新鮮な朝摘みのイチゴをそのまま食べることができるのだから。
それでも、ちょっと変わったたべかたをしたい時はこのソースをかける。これが美味。
それがこれ↓
イタリア産のVINCOTTO(ヴィンコット)ソース。
VINCOTTO(ヴィンコット)
とろりとしたなめらかな褐色のしずく―― 口に含むと、かすかな酸味とともに、果実の高い香りがふんわりと立ちのぼり、やわらかな甘さが深く舌にひろがっていく――そんなヴィンコットは分類上、 「ぶどうからつくられた天然甘味料である」。
ぶどうをぎゅっと凝縮してできるため、抗酸化作用のあるポリフェノールをたくさん含んでいることも特徴。
ヴィンコットの祖先は、いにしえの南イタリアでつくられた、糖度の高いぶどうを煮詰めたソース。
当時、砂糖は貴重品だったためとても大切に扱われ、祭事や、温めて風邪の治療などに用いられたことが古い文献に記されていますが、昔の人々は自然の恵みを生かすすべをよく知っていたのかもしれない。
というわけで小さな瓶なのにお値段が高い。
酸味の強い苺にVINCOTTO(ヴィンコット)ソースのとろりとした天然の甘みがマッチしておいしかったです。