ベネチア仮面カーニバルにて撮影
夫が自宅で開業するようになって、四六時中一緒にいる。
子供のころから一日の内、一人の時間があることを何よりも希求してきた。
それは数分でも数時間でもよい。
何も考えなくてもよいのだ。
ただ一人の時間があることが大事なのだ。
誰にも邪魔されず、静かに自分と向き合う時間が私には必要不可欠。
家族がいるとそんな時間を作ることは難しい。
ではどうするか。
夜みんなが寝静まった頃がその時間になる。
本を読んだり、考え事をしたり、ぼんやりする時間がそれである。
今まで書斎でパソコンに向かっていたが、
夫が並んでパソコンに向かうようになって、視界の中に夫がいるようになった。
「あ〜ぁ」という心の声が聞こえないように、そっと隣の部屋に移動する。
と言っても、たまに夫が出張すると、ほっとする反面、心細い時もあるから
私もまだ初々しい部分を持ち合わせているのだろうか。
夫に悪口雑言浴びせて喧嘩しても、これが他人が夫の悪口を言ったとしたら,反論して立ち向かうだからお笑いぐさだ。
そういえばこんな第一生命サラリーマン川柳入選作にこんなのを見つけた。
耐えてきたそういう妻に耐えてきた
我慢したそういう亭主に我慢した
わが女房将棋二段で腹二段
使えない夫とパソコン部屋を占め
見る目あり妻見捨てた元彼氏
たわ事をそっくり亭主に反したい
あはははは。
世の中みんな同じような夫婦がいるもんですね。