飛翔

日々の随想です

言葉遊び(斉藤緑雨篇)

昨日は底冷えのする一日だった今日は一転、快晴暖かい日より。
 玄関を入るとすぐ前が全面強化ガラスでできている空間が広がる。その外側には坪庭があり、そこに植わっているカエデが紅葉して燃えるようだ。

 外は襟を立てずにはおれないほどの寒さではあったが、おもいがけなく良い出会いがあり、心が浮き立つ。
 長いようで短い人の世。価値あるものと言えば、金品なのでなく、どれだけ良い出会いがあったかだろう。良い出会いは人の心にあかりをともしてくれる。寒い日に心づくしのいっぱいの暖かいスープを供されたときのように、身も心もあたためられる。
 その出会いにヒントを得て、急に言葉遊びがしたくなった。
”ギョエテとはおれのことかとゲーテいい”は齋藤緑雨の言葉とか。
緑雨のひそみにならうなら、こんな言葉遊びはいかがだうか?

 ギョエテとはおれのことかとゲーテいい

  Chopin とはおれのことかとショパンいい

toiletteとはおれのことかとオー デ トワレいい

アル中とはおれのことかとランボーいい

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