飛翔

日々の随想です

パンドラの箱


哲学者ソクラテスの言葉に無知の知がある。
自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まる
 というものだ。
 昨日まで知らなかったことが今知ることができた喜びは学ぶ喜びにつながる。
 しかし、知りつくす悲哀もあるだろう。
 知らないことは幸福であることも人生にはある。知らない不幸もある。
 パンドラの箱をあけてしまった人間に与えられたのは底にあったものだ。