飛翔

日々の随想です

季節外れと大嘘


我が家の住人も、庭の花たちも、みんなおくてばかりのようだ。梅の花はいつだって季節から遅れて咲く。しだれ桜も近隣の桜が散る頃咲く。
 庭に出てみると今頃になって朝顔が美しく見ごろになっているのだからあきれるばかりだ。おまけに、朝顔にみとれていたら、足を秋の蚊に刺されてしまった。悔しいばかりにかゆい。
 占いや、おまじないが大嫌いな私だが、先日無料で手相を見るといわれて冷やかし半分に見てもらったら3年後に公にデビューするといわれた。「デビュー」ってなんのこっちゃ?「デブ」のまちがいじゃないかと夫に指摘されてカンカンになった。さらに70歳を超えてから大金が入るという。70歳までに死んでしまったらどうしてくれるんだ。いい加減なことを言う。さらに107歳まで生きるといわれてますます嫌になった。どうしてかって?だって・・・小さい声で言うが、「美人薄命」を目指す私だから!!!
 テレビに107歳の長命なおばあちゃんなどといわれて放映されたりしたら困る。
 テレビに出るならいまのうちにして!と夫に言うと、
 綾小路きみまろかなんかに舞台に引っ張り出されて
 「お綺麗ですね、その服が」などとからかわれるのが落ち。と言われた。
 そういえば、犬を散歩させていてどこかの紳士が私をまじまじとみて「お幾つですか」と聞かれたので
危うく年を言いそうになって「犬の年」を聞かれたことに気がついた。
 犬の年を聞くのに「お幾つですか?」と聞く馬鹿はいない!!!!!
 危うくいいそうになったじゃないか!「二十をちょっとすぎたところです」と・・・!!!!!!