飛翔

日々の随想です

春の賛歌



春うらら
名もなき花を冠に
れんげの花の首飾り
胡蝶の如く舞う君は
麗しの野辺(のべ)の姫君
花の精


僕の心に菜の花咲いて
琴弾き鳥が告げて鳴く
愛の調べを奏でよと


僕の心の竪琴は
君への想いを
かき鳴らす 
星の高みに届けとばかり


ミモザの花の木の下で
スミレの指輪を差し伸べて
全き愛を捧げたい


琴弾き鳥よ
伝えておくれ
僕のあふれる
想いの丈を


僕の心の竪琴は
君への想いを
かき鳴らす
星の高みに届けとばかり