飛翔

日々の随想です

メリー・クリスマス!

 最近、日本語を外国人に教えている。英語で日本語を説明するというややっこしいことをしているので、久しぶりに、英語で夢を見た。驚いたことにテレビでいまや有名になった、京都に住む英国人女性、ベニシアさんが、夢の中に登場してびっくり。ベニシアさんから「英語、下手ね」といわれてがっかりした夢だった。夢の中で懸命に話したセンテンスを夢から覚めて思い出して、自己採点し懸命に言い直しをしてしまった。
 勉強会で英国に留学して帰国したばかりの女性が、英語をさらに磨きをかけることを来年の抱負にしていると述べたことが印象的だったからだろう。英語耳はアマチュア無線のモールス信号受信と同じで、聞き続けないと衰える。勉強することは何歳になっても続けたいものだ。
 高校・大学と親友だったK子はプロの翻訳家である。メールのやり取りの中で、いつも勉強方法をお互いに語り合うのが当たり前になっているが、素人の私も、いつも励まされる。
 愚痴を聞きあう一方で、前向きに学ぶ道を探しあう二人の関係は大学時代と変わりない。主婦という顔を持つ二人には学ぶ時間が少ない。介護が始まればなおさらのことである。己の道を進もうとする志は時にははばまれる。しかし、友が少しずつでも進もうとする姿を見ると励まされる。
 勉強会でも、私を励ましてくださる先輩がいて、めげそうな私はいつも元気を取り戻している。

ブログでもみんなからたくさんの励ましや、ユーモアあるコメントに、元気をもらっている。
 発信元は私ではあるが、その倍以上のものをみんなからいただいている。私の範囲からは生み出せないような発想や、言葉や、人間味がそこにはあって、血のかよう「人」の底力を得ている。
 ブログを始める前からのブログ友だちも大勢いる。そのお付き合いは悠に十年を越した。
 どの人も一度も会ったことがない人ばかりだ。インターネットというバーチャルなツールを通して、心を通わせあうということは、「人と人とをつなぐ信頼関係」があるからだ。顔を見ないだけに、誤解も生じる。しかし、それを乗り越えると、そこにはつちかってきた互いの信頼感が深くなるのを感じる。
 みんなありがとう!言葉足らずだったり、その反対に多すぎて誤解を生じることもあっただろう。しかし、それらを大きく包んで受け入れてくださった皆さんの優しさが嬉しい。

今日はクリスマス・イヴ。
 メリーー・クリスマス!
 皆様に心からの感謝を申し上げますとともに幸 多かれと祈ります。