飛翔

日々の随想です

夏休みの宿題全部コピペしよっと!


100ページの論文の中で20ページもほかからコピペしたものを堂々と博士論文とし、それが公になると後出しジャンケンのように、修正したものを提出。これが認められ博士号は剥奪されないという事実。
「内容の信ぴょう性、妥当性は著しく低く、論文の審査時間がほとんどないなど重大な不備がなければ、到底博士号が授与されることは考えられなかった」と評価されても、博士号をもらえるという大学。

 夏休みに入ると、私のブログの書評ページにアクセスが多くなる。課題図書に対する感想文の宿題のためだろう。
 小学生や中高生が私の書評とそっくり同じものをコピペして出すことが横行する。
 学校がコピペしないよう注意できなくなる。
 「だって早稲田大学の博士論文だって、20ページもコピペして許されているじゃないか!」
 生徒諸君に言われたら返す言葉があるだろうか?

 早稲田の諸君もこれから修士論文、卒論、博士論文を堂々とコピペ、剽窃、改ざんするようになるだろう。
 改ざん,剽窃、コピペが大手を振って小中高・大学とまかり通る世の中になる。

 日本の博士論文の価値が下がるのをとめられない。
 不正が大手を振って世の中を渡れる日本に成り下がった。