飛翔

日々の随想です

継続は力なり


ブログ「言葉の泉」をたち上げたのが2005年。並行するようにこのブログ「読書百篇」を続けている。また、「言葉の泉」の前のブログが3年ばかり書いていたので、およそ10年間ほとんど毎日、文を綴ってきたことになる。
 書評を書き始めたのも10年前のことだった。エッセイを書き始めたのはまだ最近のことであるが、最近では同人誌に入会して、短編小説にもチャレンジするようになった。原稿用紙の書き方も知らなかった私がよくも変容したものである。
 夏休みに入って、学生・生徒諸君は読書感想文や日記の宿題に頭を悩ませていることだろう。何を隠そう、この私はこの読書感想文と日記が大の苦手だった。読書感想文を書くと思うだけで、本を読む楽しみが半減したものだ。
 それが現在、書評を書いているのであるから、不思議なものだ。
 本を何度も読み返したり、文を推敲したりする。そうするうちに、本を熟読玩味することになる。
 そんな積み重ねをするうち、10年の年月が経った。
 まさに「継続は力なり」である。