今年最後の授業が終了し、生徒である私はすべての学科から解放された。
イタリア語、研究会、学校、とめまぐるしく学ぶことの多かった年が過ぎていこうとしている。
一昨日、作家の出久根達郎さんから直筆のアドヴァイスをいただいて、私のあらゆることへのヒントがそこに詰まっていた。
厳しい指摘が、じわじわと効いてきて今日もちょっとめげているが、来年の、いや、これからの生き方の目標ができた。
学校での勉強が、いわゆる、頭だけの、理論だけの、机上のものでなく、実際の生活に即したものとなっている。それまでの勉強という概念から大きく外れた実学である。作家からのアドヴァイス、実学から得たもの、今年一年知り合った人たちなどから、今までと違った視点を与えられ、実り多い年となった。
今日は冬至。庭に実ったゆずをたくさんもいできて、湯船に浮かべた。風呂場全体からいい香りがただよって、贅沢なお風呂タイムである。
身も心も温まって、ぽかぽか気分。
あとは原稿を一本書きあげれば、今年はすべて終了。解放!
「あぁ、いい湯だ!」
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