飛翔

日々の随想です

学ぶに遅すぎることなし

今日は木枯らしが吹く寒い一日だった。
 江戸っ子のだて薄着というけれど、私も江戸っ子の端くれ。真っ赤なベルギーのポロ競技ポロシャツにジーンズ、その上にミンクのベストを羽織って出かけた。ベストから出た腕が寒い寒い。
 今日は学校のある日。プレゼンテーションがある日だが、みんなどんどんうまくなってゆく。私のプレゼンは長くていけない。もっと簡潔にせねば。勉強内容もどんどん難しくなっていくけれど、わが人生でこの勉強の選択をしたのは正解だったと思う。
 目からコンタクトが・・。ちがった。目からうろこが落ちるように、頭の中の先入観や偏見や自分自身や他者への観念が今までと違って見えるからすごい。今までいろいろな間違いをしてきたけれど、それも認めたうえで、自分の内面を客観的に分析し受容する姿勢ができるようになったことは、快挙ともいえる。
 イタリア語を学んだり、勉強会で得るものとは別に、学校での勉強は心底私という人間を変えるものとなりつつある。こんな学問があったことは喜びと発見につながる。文献を日本語と英語と併用して読もうと思う。そうすれば英語のリーディング力にもつながり、一挙両得。
 この数か月で驚くべき変容を自身で遂げたことを実感する。学ぶに遅すぎることはない。