飛翔

日々の随想です

ノーベル賞作家の「読む・書く」

 今年読む本は『Dog On It』Spencer Quinn 著。
 今年の読書目標は洋書を読むことにある。
 その始めにこの本を読むことに決めたのだ。
 高校時代からの親友S子はプロの翻訳家として活躍している。
 彼女と少しでも洋書のジャンルで語れるものがあったらと目標を決めたのだった。


 そして『独楽園』 今年は随筆を主に読み込もうと思う。
 それにはやはり薄田泣菫のこれを筆頭に上げたい。
名随筆の数々を読む楽しみはフィクションにはみられない作者の体温が感じられるからだ。
 

大江健三郎のインタビュー番組を見たことがある。
 読むことについて彼は「再読」を勧めていた。
 何度も読み返す。
 一冊読み終わってからまた一ページから新しく読むのだという。
 まさに「読書百遍」である!
 
そして書くことについては一つの作品の四分の三は推敲に当てると言っていた。
 ノーベル賞作家の「読む、書く」についてのアドヴァイスを肝に銘じたい。