「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」で始まる『奥の細道』は、人生すなわち旅とした”旅の詩人”芭蕉が到達した生涯の代表作といえる。この芭蕉の研究家であり、近世文学、特に俳諧史を専門とする櫻井武次郎さんが惜しくもちょうど二年前にお亡く…
台所からほの暗い恋の川柳をうたった主婦がいた。 俳句と言うほぼ同じ詩形をもつ川柳だからこそ一首が輝いた不倫の歌。 『有恋夫』を書いた時実新子。 俳句だと品格が落ちてしまいがちな句を、川柳にすると、生き生きとしたものになる不思議。・熱の舌しびれ…
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