飛翔

日々の随想です

心の正座



 母の亡くなったときのことを書いて以来、ほかのことが書けなくなった。
 なぜだろう?
 世間一般のことや日常のことなのに、
 なぜか上っ面をなでているようで、書けない。

 母の積み重ねてきた真実の前では、すべてが軽く
 うわっ滑りのようで、ペンを持つ手がとまる。

 このへんできちんと正座する心で物事を見たいと思う。
 垂れ流すような文をかくのはやめよう。