2014-09-15 小道 diary 秋の涼やかな風に吹かれていると、 誰か見知らぬ人に、長い「ふみ」などしたためてみたくなる。 金木犀の小枝にふみを括(くく)りつけておく。 誰かがそれをほどいて読み、またお返しのふみを結わえておく。 いつのまにか、そこへの小道が踏み固められて一本の長い道になった。 その小道を人は結婚という。 長くもあり、短くもある道。 これからも続く道。 ありがとう、私のベターハーフよ。