飛翔

日々の随想です

鶯の初音


今朝は雨がそぼ降る中、鶯の初音を聞いた。
 何か良いことが待っていそうに思うのはなぜだろう。

 花が咲き、鳥が鳴き、雲が行く
 雨が降り、風が吹き、人が逝く

 人との交わりの中に雪月花あり
 来る春もあれば行く春もあり
 時の流れはとどまることを知らない。

 鶯の初音を聞くために窓をあける
 しめった雨の匂いの中に春はひそむ。