飛翔

日々の随想です

ハイフェッツを聴く夜に


小雨がそぼふる寒い土曜日。
 『停電の夜に』を読みながらハイフェッツを聴く。
 こんな胸を締め付けられるような秋の日はカミソリのように鋭く感性を切り裂くハイフェッツがよく似合う。
 がらにもなく、おセンチになって涙がこみあげてきた。
 まったく・・・わたしらしくもない。
 

停電の夜に (新潮文庫)

停電の夜に (新潮文庫)