飛翔

日々の随想です

オリンピック選手から学ぶこと

連日オリンピックー競技が開催され、メダルの報道がなされてテレビに釘付けの人が多いことだろう。
 スポーツの世界的競技とあって、人間の肉体と運動神経の究極の美と能力に魅せられる。
 そんな中でも、競技を終えた選手や関係者からでる言葉のなんと素晴らしいことか。
 肉体と運動神経と精神力の極地から生みだされる言葉の重みは、努力と汗の結晶から紡ぎ出された言葉だけに、感動させられる。


 成功の反対は失敗ではなく、「やらないこと」だ。
佐々木則夫 サッカー日本女子代表なでしこジャパン)監督

 以前は人と自分を何かと比べてしまっていたのですが、いまの私が誰かと自分を比べるとしたら、それは過去の自分です。
 例えば、「きのうの自分はこれができなかったけど、きょうはこれができた」、「去年の自分はここまでしかできなかったけど、
今年の自分はこれができる」という感じです。人と比べると無駄な嫉妬に繋がって、いいことは一つもありません。それに、このことは自分らしさを確立することにもつながると思っています。
 松本薫(柔道)

 そのほかにも名言はたくさん生まれている。
 こう言う言葉を聞くと、あまり努力もしていないのに泣き言や愚痴を言っている自分がなんと愚かなことかと思う。また、励ましの言葉として明日への元気の源となる。