飛翔

日々の随想です

背中が幸せ


先日、ある会合に出かけた。
 入口に見覚えのある後ろ姿があった。あの人だった。
 (え!どうしてこんなところに?)
 心の中で問う声と、出会った嬉しさが交差した。
 動揺を抑えて入口で挨拶を交わした。笑顔が優しかった。会合が終わって高揚した心のままあの人に無邪気に言葉をかけると、 
 パッと顔がほころんで、今まで見たこともないようなあふれんばかりの笑顔がこぼれた。
 見送ってくれた視線を背中に受けながら心はスキップしていた。
 なんだか背中が幸せ!