飛翔

日々の随想です

『クリームティー』

胡桃とレーズンが入ったスコーンを作った。

カロリーと糖分を抑えてジャムとクリームをやめてクロテッドクリームだけにした。
えー!!クロテッドクリームってものすごいカロリーが高いんじゃないの?
それに日本では手に入りにくいんじゃないの?
おっしゃるとおり。
入手困難なうえにハイカロリーではいけません。
そこでローカロリーな自家製クロテッドクリームを作ったのがこれ↓

これはなんだか分かりますか?

これは我が家の秘中の秘!
本家本元の英国デヴォンシャーのクロテッドクリームよりおいしいです!
作り方は簡単!
これはプレーンヨーグルトをコーヒーフィルターで水気を切ったものなのです。
自分で言うのもなんですがとにかく絶品です。
食感は適度に堅さをたもったクリームチーズのよう。
ぱりぱりの焼きたてトーストに塗って食べてもおいしいですよ。

皆様もおためしください。
スコーンは焼きたての熱々を食べるのが一番おいしいです。
香り豊かなミルクティークロテッドクリーム付のスコーンを『クリームティー』と呼びます。
このスコーンにつけて食べるクロテッドクリームとジャムの食べ方には英国人はなかなかうるさくて二派にわかれているぐらいです。。

イギリス南西部のデヴォン(Devon)とコーンウォール(Cornwall)では、クリームティーの食べ方にちょっとした違いがあります。デヴォンでは、まずスコーンを横半分に割った後、クロテッドクリーム、その上にジャムをのせて食べます。スコーンの上に脂肪分を加えることでスコーンが少ししっとりしてきますよ。クリームの代わりにバターかマーガリンも使われたりするようです。

一方、コーンウォールでは、バター、ジャム、クロテッドクリームの順にのせて食べるとか。
私がいたカンタベリーの家ではデヴォンシャー式でした。

※説明が後先になりましたが、クロテッドクリームとは:

クロテッドクリーム(Clotted cream)はイギリスの乳製品。イギリスの南西部デヴォン州で2000年以上も前から作られてきた伝統的クリーム。ジャムとともにスコーンに付け食べられるのが一般的である。

脂肪分の高い牛乳を、弱火で煮詰めたものをひと晩おいて表面に固まる脂肪分を集め作られる。脂肪分は60%程度である。

スコーン、クロテッドクリーム、ジャムと紅茶のセットはクリームティまたはデボンシャーティーと呼ばれる。