飛翔

日々の随想です

台風被害に思うこと

台風一過、天気晴朗なれど、風強し。
 大変な豪雨とともに日本列島を荒らしまわった台風が去った。紀伊半島は特に大変な災害を受けその爪痕は悲惨で言葉を失う。
 皆様の地域はいかがだったでしょうか?被害がないことを願います。
 今年は天変地異が多い年となった。地震に豪雨、突風、強風など。地球温暖化が進んだせいだろうか。このままの状態だと、今後河川の治水、護岸工事、山林の管理の在り方をゼロからやり直すべきだろう。
 「想定外」という言葉が今年は大手を振って闊歩しているが、自然を相手に「想定」するなどは人間の傲慢だろう。
 自然の脅威を恐れない人間の想定などこっぱみじんにされてしまった。
 そういう私も過去に水害の被害にあった。水の恐ろしさを身をもって知らされた。あっというまに水かさは増し、道路は濁流渦巻く川となり荒れ狂った。四人がかりで持たないと運べない重い机が居間でぷかぷかと浮き、畳が浮き上がり、部屋に水が浸入する速度はあれよあれよと言う間だった。
 悪夢が去った後の後始末が,、これまた大変だった。
 この体験を踏まえて言うならば、浸水被害にあった方々に手をかしてあげてほしいものです。
 そして、今後の対策をもういちど考え直すことだ。気候の変動が以前とは著しく変わったことを考慮して、避難場所の位置、避難対策、避難路の再考を地域ごとに考えることが急務だ。北海道地区の被害のかたがたにもお見舞い申し上げます。