飛翔

日々の随想です

漂流中の犬を海保救助 

気仙沼市本吉町末ノ埼の沖合約2キロの海上で1日午後2時ごろ、漂流する屋根の上に犬がいるのを、第3管区海上保安本部(横浜市)所属の特殊救難隊が見つけ、3時間後に無事、保護した。

三週間ぶりに助けられた犬がいた!!!!うれしくて、けなげで、涙が出た。
 第2管区本部(塩釜市)によると、東日本大震災津波海上に流された行方不明者の捜索に当たっていた救難隊のヘリコプターが犬を発見。潜水士が降下し、漂うがれきの上を逃げ回る犬を助けた。周辺で行方不明者の捜索も行ったが見つからなかった。
 犬は中型の雑種で毛は茶色。黒っぽい首輪を付けていたが、飼い主の住所などは書かれていなかった。巡視船「つがる」に保護されており、ビスケットやソーセージを食べ、おとなしくしているという。(河北新報社から引用)
 もしかしたら、まだ漂流しているがれきの中に生存者がいるかもしれない。そんな希望をいだくニュースだった。それにしても、うれしいニュースだ。それにともない、愛犬を避難所で一緒に住めないという悲しいこともおきている。衛生面や、動物と一緒は忌避という理由で、避難所を出されている。また、飼い主を失った動物たちの住む場所がないという悲劇も起きている。引き取り手たちを捜す飼い主。飼い主を探すペットたち。
 胸をふさがれるようなことばかりが多い。犬が発見され、救助されたニュースはそんな中で、胸にぽっとあかりがともった。