飛翔

日々の随想です

がんばれトウホク、がんばれニッポン!

 親戚がいる岩手には電話がつうじません。今、激しいセキに七転八倒しています。風邪からアレルギー性の喘息を発症したようで、おなかをくの字にしてセキをしています。 地震の惨状にはショックが大きく、いまだに親戚の安否が確認できないので、余計苦しんでいます。体調が戻り次第、再度親戚の安否を確認しようと思っています。
 イギリスの新聞の見出しは、いつも大きな写真が載っていて、言葉よりも写真でものをいう特色がある新聞社があります。
 その新聞社の新聞は一切の写真を載せずこうありました。
 「がんばれトウホク、がんばれニッポン!」と。
 あきらめずに捜索し、一人でも多くの救助が望まれます。親とはなれた少女の「おかあさ〜ん」の声には胸を締め付けられます。また子供を目の前で濁流にのまれた人の声、安否を気遣う人ががれきの中を歩いています。
 本当に「がんばれトウホク、がんばれニッポン!」と叫ばずにはいられません。